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け-しん 【灰身】🔗⭐🔉
け-しん 【灰身】
〔「け」は呉音〕
「灰身滅智(ケシンメツチ)」の略。
けしん-めっち [4] 【灰身滅智】🔗⭐🔉
けしん-めっち [4] 【灰身滅智】
〔仏〕
〔身を灰にし智を滅する,の意〕
煩悩(ボンノウ)を断ち切り心身を全くの無に帰すこと。小乗仏教の理想とする涅槃(ネハン)の境地。灰滅。無余灰断(ケダン)。
け-じん [0] 【毛芯】🔗⭐🔉
け-じん [0] 【毛芯】
馬巣(バス)織りの芯地。ジャケットなどの前身頃や襟に使用する。
げ-じん ―ヂン [0] 【外陣】🔗⭐🔉
げ-じん ―ヂン [0] 【外陣】
神社の本殿や寺院の本堂で,内陣の外側にある参拝のための場所。がいじん。
⇔内陣
げ-じん ―ヂン [0] 【外塵】🔗⭐🔉
げ-じん ―ヂン [0] 【外塵】
〔仏〕 心を汚す六種の感覚・知覚。すなわち色(シキ)・声(シヨウ)・香・味・触(ソク)・法の六境。六塵。
げ-じん ―ヂン 【解陣】🔗⭐🔉
げ-じん ―ヂン 【解陣】
朝儀・行幸・変事などで臨時にとった警固の態勢を,事が終わって解くこと。「やがて今夜―なり/中務内侍日記」
げじんみっ-きょう ―キヤウ [4] 【解深密経】🔗⭐🔉
げじんみっ-きょう ―キヤウ [4] 【解深密経】
〔仏〕 唯識の思想を説く大乗経典の一。
け・す [0] 【消す】 (動サ五[四])🔗⭐🔉
け・す [0] 【消す】 (動サ五[四])
(1)目に見えているものをなくする。(ア)火・光などを消滅させる。「たき火を―・す」「あかりを―・す」(イ)文字・図形・文様・色などを,見えなくする。「黒板の字を―・す」「雪が足跡を―・してしまった」「衣類の黄ばみを―・す」(ウ)スイッチを操作して,器械・器具のはたらきを止める。「テレビを―・す」「ガスを―・し忘れないように」
(2)心や耳・舌・鼻などに感じていたものをなくする。また,感じないようにする。(ア)音や声を聞こえなくする。磁気テープなどに記録された音やデータをなくすることにもいう。「音を―・してテレビを見る」「飛行機の爆音で声が―・される」「録音を―・す」「データを―・す」(イ)記憶・感情や,匂いなどをなくする。感じなくする。「記憶から―・す」「匂いを―・す」
(3)(「姿を消す」の形で)いなくなる。その場所から見えなくなる。「ちょっと目を離したすきに,姿を―・してしまった」
(4)人を殺す。「仲間に―・されたらしい」
(5)害毒を除き去る。「毒を―・す」「其の殃(ワザワイ)を―・すには真言秘密の効験にしくはなし/太平記 12」
(6)時間を過ごす。「日月を―・す」
(7)(「肝(キモ)を消す」などの形で)心の平静を失う。「今日もや舟にのり給ふらんと肝を―・し/平家 10」
(8)否定する。打ち消す。「今云うた事は眠(ネム)た慰み,たは事なり,と―・して廻れば/浮世草子・新色五巻書」
(9)けなす。「京に来て良い事を見た目で大かた(=世間並)の事は,と―・されて/浮世草子・一代男 4」
〔中古には漢文訓読文に用いられた。→消つ。「消える」に対する他動詞〕
[可能] けせる
大辞林 ページ 143376。