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げば-おとし 【下馬落とし】🔗🔉

げば-おとし 【下馬落とし】 主人の供をする槍侍(ヤリザムライ)が,出発のとき,穂先を主人の前に出して検閲を受けてから槍を押し立てること。

け-ばく [0] 【繋縛】🔗🔉

け-ばく [0] 【繋縛】 (1)〔仏〕 煩悩(ボンノウ)などが心の自由を奪っていること。また,煩悩のこと。 (2)しばって自由を奪うこと。けいばく。「トガニ―セラルル/日葡」

げ-はく [0] 【下白】🔗🔉

げ-はく [0] 【下白】 品質が下等な白米。下白米。下米。 →上白 →中白

けば-けば [0] 【毳毳】🔗🔉

けば-けば [0] 【毳毳】 「けば(毛羽){(1)}」に同じ。

けば-けば [1] (副)スル🔗🔉

けば-けば [1] (副)スル 不快なほど飾り立てるさま。派手でどぎついさま。「―した飾り付け」

けばけば-し・い [5] (形)[文]シク けばけば・し🔗🔉

けばけば-し・い [5] (形)[文]シク けばけば・し 〔形容動詞「けばや」と同源〕 (1)派手で品がない。どぎついほどきらびやかだ。「―・く飾りたてる」 (2)人目にたつ。きわだっている。「ここらで心底見せ顔に―・い仕方ども/浄瑠璃・重井筒(上)」 [派生] ――さ(名)

げ-ばこ 【餉箱】🔗🔉

げ-ばこ 【餉箱】 托鉢僧(タクハツソウ)が首にかけて施米(セマイ)を入れる箱。「勧化(カンゲ)の幡と―を首へ掛けて出てくる/歌舞伎・名歌徳」

げば-さき [0][4] 【下馬先】🔗🔉

げば-さき [0][4] 【下馬先】 (1)社寺・城などの門前の下馬札を立ててある所。下馬。 (2){(1)}で槍持ちなどの供奴が主人に対してとる作法。頭を少しかがめ,手先をあげて手を振り,腰をひねりながら足取りをそろえて歩く。「御前が近いせり合はず―をして振りませい/浄瑠璃・薩摩歌」

げば-しょうぐん ―シヤウグン 【下馬将軍】🔗🔉

げば-しょうぐん ―シヤウグン 【下馬将軍】 江戸幕府の大老酒井忠清の異名。邸が江戸城の下馬先の近くにあり,将軍に劣らぬ実権を握っていたからいう。

げば-すずめ [3] 【下馬雀】🔗🔉

げば-すずめ [3] 【下馬雀】 下馬評をする人。

けば-だ・つ [3] 【毛羽立つ・毳立つ】 (動タ五[四])🔗🔉

けば-だ・つ [3] 【毛羽立つ・毳立つ】 (動タ五[四]) 紙・布などの表面がこすれたりして,地の繊維が細いやわらかい毛のように立つ。そそける。「表紙がすれて―・つ」

大辞林 ページ 143449