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げ-みょうぶ ―ミヤウブ [2] 【外命婦】🔗⭐🔉
げ-みょうぶ ―ミヤウブ [2] 【外命婦】
律令制で,五位以上の官人の妻の称。女官として朝廷の儀式の役をつとめることがあった。
→内命婦(ナイミヨウブ)
げ-みん [0][1] 【下民】🔗⭐🔉
げ-みん [0][1] 【下民】
世の中の人。下層の人。かみん。
けむ [0] 【煙・烟】🔗⭐🔉
けむ [0] 【煙・烟】
〔「けむり」の略〕
「けむり(煙)」に同じ。
――に巻・く🔗⭐🔉
――に巻・く
信じがたいことや相手がよく知らないようなことを言って,相手の判断力を狂わせる。
けむ (助動)(○・○・けむ・けむ・けめ・○)🔗⭐🔉
けむ (助動)(○・○・けむ・けむ・けめ・○)
〔終止形・連体形は平安中期以降ケンと発音されるようになり,「けん」とも書かれた〕
活用語の連用形に付く。過去の事実を推量するのに用いる。
(1)明確でない過去の事実を推測する意を表す。…ただろう。…だっただろう。「昔こそ難波ゐなかと言はれ〈けめ〉今都引き都びにけり/万葉 312」「空よりや降り〈けん〉,土よりや湧き〈けん〉/徒然 243」
(2)過去の事実を表す語に付いて,その原因・理由などを推量する意を表す。…たのだろう。…だったのだろう。「うき世にはかかれとてこそ生まれ〈けめ〉ことはり知らぬわが涙かな/増鏡(新島守)」
(3)過去のことを伝聞したということを表す。…たとかいう。…だそうだが。「布留の滝は法皇の御覧じにおはしまし〈けむ〉こそめでたけれ/枕草子 61」
(4)婉曲に表現するために用いる。「なほも翁の年こそ聞かまほしけれ。生まれ〈けむ〉年は知りたりや/大鏡(序)」
〔「けむ」の語源については,過去の助動詞「き」の未然形の古形「け」に推量の助動詞「む」の付いたもの,その他の説があり,確定しない〕
けむ・い [0][2] 【煙い】 (形)[文]ク けむ・し🔗⭐🔉
けむ・い [0][2] 【煙い】 (形)[文]ク けむ・し
煙のために,目をあけていたり息をしたりしにくい。けむたい。けぶい。「薪(タキギ)がいぶって―・い」
[派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)
けむく-じゃら ―ヂヤラ [0] 【毛むくじゃら】 (名・形動)🔗⭐🔉
けむく-じゃら ―ヂヤラ [0] 【毛むくじゃら】 (名・形動)
濃い毛が密に生えていること。毛深いこと。また,そのさま。「―な手」
〔「じゃら」の歴史的仮名遣いは明確ではない〕
大辞林 ページ 143460。