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けん-か ―クワ [0] 【喧嘩・諠譁】 (名)スル🔗🔉

けん-か ―クワ [0] 【喧嘩・諠譁】 (名)スル (1)言いあらそったり腕力を用いてあらそったりすること。言いあらそいやなぐり合い。いさかい。「―口論」 (2)やかましく言い立てること。騒がしいこと。「弥(イヨイヨ)―を増さむと欲す/東鑑(建長二)」

――過ぎての棒(ボウ)千切(チギ)り🔗🔉

――過ぎての棒(ボウ)千切(チギ)り 時機におくれて役に立たないことのたとえ。争い果てての千切り木。

――に被(カブ)る笠(カサ)はなし🔗🔉

――に被(カブ)る笠(カサ)はなし 喧嘩はいつ身にふりかかってくるかわからず,それを防ぐ手段はない。

――のそば杖(ヅエ)🔗🔉

――のそば杖(ヅエ) 〔喧嘩を見ていて,ふり回す杖で打たれることから〕 他人の喧嘩のとばっちりをうけること。

――は降(フ)り物🔗🔉

――は降(フ)り物 いつどこで喧嘩になるかわからない。

――を売・る🔗🔉

――を売・る 喧嘩をしかける。喧嘩をふっかける。

――を買・う🔗🔉

――を買・う (1)しかけられた喧嘩の相手となる。 (2)他人の喧嘩に口を出して,自分が相手になる。

けんか-かい ―クワカヒ 【喧嘩買ひ】🔗🔉

けんか-かい ―クワカヒ 【喧嘩買ひ】 好んで喧嘩の相手になること。特に,他人の喧嘩に関係してそれを引き受けること。また,その人。「花に鐘そこのき給へ―/五元集」

けんか-ごし ―クワ― [0] 【喧嘩腰】🔗🔉

けんか-ごし ―クワ― [0] 【喧嘩腰】 喧嘩を始めそうな強い態度。くってかかるような態度。「―で答える」

けんか-し ―クワ― 【喧嘩師】🔗🔉

けんか-し ―クワ― 【喧嘩師】 好んで喧嘩をする者。乱暴者。無頼漢。「―ひけとる分かくし/浮世草子・五人女 3」

けんか-じかけ ―クワ― [4] 【喧嘩仕掛(け)】🔗🔉

けんか-じかけ ―クワ― [4] 【喧嘩仕掛(け)】 わざと喧嘩をしかけること。

けんか-まつり ―クワ― [4] 【喧嘩祭(り)】🔗🔉

けんか-まつり ―クワ― [4] 【喧嘩祭(り)】 ⇒押合祭(オシアイマツリ)

けんか-よつ ―クワ― [0][3] 【喧嘩四つ】🔗🔉

けんか-よつ ―クワ― [0][3] 【喧嘩四つ】 相撲で,両力士の得意の差し手が異なっていること。 ⇔相四つ

けんか-りょうせいばい ―クワリヤウ― [6] 【喧嘩両成敗】🔗🔉

けんか-りょうせいばい ―クワリヤウ― [6] 【喧嘩両成敗】 理非を問わず,喧嘩をした者を両方とも同じように罰すること。

大辞林 ページ 143492