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けんけんろく 【蹇蹇録】🔗🔉

けんけんろく 【蹇蹇録】 日清戦争に外相として参画した陸奥宗光の外交秘録。戦争の発端から講和会議,三国干渉に至るまでの外交の推移を記述したもの。1895年(明治28)成立。1929年(昭和4)刊。

けん-こ [1] 【眷顧】 (名)スル🔗🔉

けん-こ [1] 【眷顧】 (名)スル 目をかけ,かわいがること。愛顧。「これを愛し,これを―し/文明論之概略(諭吉)」

けん-ご [1] 【堅固】🔗🔉

けん-ご [1] 【堅固】 ■一■ (名・形動)[文]ナリ (1)意志が強く,簡単に相手に従ったり動かされたりしない・こと(さま)。「志操―な人」「道心―」 (2)防備がしっかりしていて,容易には破られない・こと(さま)。「―な要塞」 (3)じょうぶであること。健康なさま。「第一,人間―なるが,身を過ぐる元なり/浮世草子・永代蔵 2」 (4)〔仏〕 釈迦入滅後の2500年を500年ずつに分けたそれぞれの500年。「解脱堅固」以下,禅定・多聞・造寺・闘諍(トウジヨウ)の各堅固をいう。 [派生] ――さ(名) ■二■ (副) (1)まったく。まるで。「―の田舎人にて,子細を知らず/宇治拾遺 11」「いまだ―かたほなるより,上手の中に交じりて/徒然 150」 (2)(打ち消しの表現を伴って)決して。絶対。「君に―使はれ参らせ候まじき物をや/義経記 6」

けん-ご [1] 【謙語】🔗🔉

けん-ご [1] 【謙語】 謙遜(ケンソン)の意を表す言葉。謙譲語。

げん-こ [0] 【拳固】🔗🔉

げん-こ [0] 【拳固】 (1)固く握った手。にぎりこぶし。拳骨(ゲンコツ)。「―でなぐる」 (2)〔近世,馬子・駕籠(カゴ)かきなどが用いた隠語〕 五・五〇・五〇〇などの金額。片手。

げん-こ [1] 【儼乎】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

げん-こ [1] 【儼乎】 (ト|タル)[文]形動タリ おごそかなさま。いかめしいさま。「―たる師としての態度/蒲団(花袋)」

げん-ご 【玄語】🔗🔉

げん-ご 【玄語】 (1)〔奥深い意味をもつ言葉の意から〕 老荘の説く道理。玄言。 (2)江戸時代,三浦梅園の著した哲学書。二八編。1753〜75年成立。

大辞林 ページ 143516