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げんし-ろ [3] 【原子炉】🔗🔉

げんし-ろ [3] 【原子炉】 核分裂の連鎖反応を制御しながら継続させる装置。連鎖反応を起こす中性子の速度,燃料の種類と形態,冷却・減速の方法など様々な観点から分類される。原子核研究・材料試験・発電・推進機関・アイソトープ生産・医療などに利用される。リアクター。 原子炉=1 [図] 原子炉=2 [図]

げんし-ろん [3] 【原子論】🔗🔉

げんし-ろん [3] 【原子論】 世界の現象は分割不可能な最小粒子(アトム)の離合集散によって説明されるとする説。世界をとらえる基本的考え方の一つとして,古代のギリシャ(デモクリトス)・インドの哲学(ジャイナ教など)以来,近・現代の物理科学(ドルトンの原子説・アボガドロの分子説・原子物理学・素粒子論など)に至るまで諸説がある。エネルギー一元論・生気論などの現象論的な見方や「場」の理論・全体論に対立する。原子説。

げん-し [1] 【原始】🔗🔉

げん-し [1] 【原始】 (1)おおもと。はじめ。元始。「基督教の―に遡りて/海潮音(敏)」 (2)自然のままで,未発達・未開発の状態。「―のままの生活」

げんし-いっしんかん ―クワン [1]-[3] 【原始一神観】🔗🔉

げんし-いっしんかん ―クワン [1]-[3] 【原始一神観】 宗教の原初形態が,一神の崇拝であったとする学説。採集狩猟民・遊牧民らの信仰の研究に基づき,進化主義に反対してカトリックの民族学者シュミットなどが唱えた。

げんし-かんすう ―クワン― [4] 【原始関数】🔗🔉

げんし-かんすう ―クワン― [4] 【原始関数】 )を導関数にもつ関数を )の原始関数または不定積分という。

げんし-きょうさんせい [0] 【原始共産制】🔗🔉

げんし-きょうさんせい [0] 【原始共産制】 社会発展の初期,きわめて低い生産力段階で,血縁関係を基礎に生産活動や分配・消費を共同で行うとされる社会体制。エンゲルスらにより唱えられた。原始共同制。

げんし-キリストきょう ―ケウ [1] 【原始―教】🔗🔉

げんし-キリストきょう ―ケウ [1] 【原始―教】 最初期のキリスト教。イエスの死後エルサレムに教会が成立して以降,一世紀末か遅くとも二世紀頃までをいう。まだ様々の要素が未整理のまま混在し多様性に富む。

大辞林 ページ 143542