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げんじつ-み [0][4] 【現実み】🔗🔉

げんじつ-み [0][4] 【現実み】 現実性のあるさま。また,その程度。「―のない話」

げんじつ-ろん [4] 【現実論】🔗🔉

げんじつ-ろん [4] 【現実論】 たてまえより,むしろ現実に即して考えてゆこうとする立場。 ⇔理想論

げんし-つう [0] 【幻肢痛】🔗🔉

げんし-つう [0] 【幻肢痛】 手や足を切断した人が,消失した手や足の部分をまだあるかのように感じ,そこに痛みを感じること。

げんじてき-しょうひ ―セウヒ [6] 【衒示的消費】🔗🔉

げんじてき-しょうひ ―セウヒ [6] 【衒示的消費】 〔conspicuous consumption〕 自分が財産家であることを誇示する,高価で豪華な消費。T = B =ベブレンが唱えた。誇示的消費。

げん-じてん [1] 【現時点】🔗🔉

げん-じてん [1] 【現時点】 現在の時点。今,この時。「―では適不適の判断は難しい」

げんし-てんそん 【元始天尊】🔗🔉

げんし-てんそん 【元始天尊】 道教の最高神。自然の気より生じたとされる。玉皇大帝。

げんじ-ほう ―ハフ [0] 【限時法】🔗🔉

げんじ-ほう ―ハフ [0] 【限時法】 有効期間を明示した法令。時限立法。 ⇔恒久法 →臨時法

げんじものがたり 【源氏物語】🔗🔉

げんじものがたり 【源氏物語】 物語。五四帖。紫式部作。一〇〇一〜五年の間に起筆,成立年未詳。巻名と巻序は次のとおり。桐壺(「壺前栽」「かがやく日の宮」とも)・帚木(ハハキギ)・空蝉(ウツセミ)・夕顔・若紫・末摘花(スエツムハナ)・紅葉賀(モミジノガ)・花宴(ハナノエン)・葵・賢木(サカキ)・花散里・須磨・明石(「浦伝(ウラツタイ)」とも)・澪標(ミオツクシ)・蓬生(ヨモギウ)・関屋・絵合・松風・薄雲・朝顔(アサガオ)・乙女(オトメ)(「日影」とも)・玉鬘(タマカズラ)・初音・胡蝶・蛍・常夏(トコナツ)・篝火(カガリビ)・野分(ノワキ)・行幸(ミユキ)・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉・若菜上(「箱鳥」とも)・若菜下(「諸鬘(モロカズラ)」とも)・柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法(ミノリ)・幻・匂宮(ニオウノミヤ)(「匂兵部卿」「薫中将」とも)・紅梅・竹河・橋姫(「優婆塞(ウバソク)」とも)・椎本(シイガモト)・総角(アゲマキ)・早蕨(サワラビ)・宿木(「貌鳥(カオドリ)」とも)・東屋(「狭蓆(サムシロ)」とも)・浮舟・蜻蛉(カゲロウ)・手習・夢浮橋(「法の師」とも)。「幻」の次に「雲隠」の巻があったとも言われているが,巻名だけで本文は伝わっていない。「幻」までは,多くの女性との交渉を中心に光源氏の栄華と苦悩の生涯を描く。「匂宮」から「竹河」の三帖をつなぎとして,「橋姫」以下の一〇帖(特に「宇治十帖」と呼ぶ)は,舞台を洛外に移して,薫・匂宮と宇治の姫君たちとの恋愛,そしてその悲劇を綴る。構成・心理描写・自然描写に優れ,物語文学の最高峰とされる。後世の文学に及ぼした影響はきわめて大きい。古くは「源氏の物語」「光源氏物語」「紫の物語」などと呼ばれた。

大辞林 ページ 143550