けん-ば [1] 【犬馬】 （１）犬と馬。 （２）人につかえる者や，身分の卑しい者のたとえ。自分に関する謙称としても用いる。

――の心(ココロ) 主君のために忠義を尽くし，恩に報いる心。

――の＝年（＝齢(ヨワイ)） ⇒馬齢(バレイ)

――の養い 〔論語（為政）〕 父母を養うのにただ衣食を与えるだけで，敬意を払わないことのたとえ。

――の労 主君や他人のために全力を尽くして働くこと。「―をいとわない」「―をとる」

けん-ぱ [1] 【検波】 （名）スル （１）電波の存在の有無を検出すること。 （２）「復調{（２）}」に同じ。

けんぱ-き [3] 【検波器】 受信機などで，振幅変調波から信号波を取り出す装置。

げん-ば [0] 【現場】 （１）事件や事故が現在起こっている，あるいはすでに行われた場所。げんじょう。「火災―」「殺人―」 （２）（建築・土木などの）作業が行われている場所。「工事―」 （３）会社などで管理部門に対して実務部門。「―に出る」

げんば-うち [0] 【現場打ち】 コンクリートやリベットを工事現場で打ち込むこと。

げんば-かんとく [4] 【現場監督】 土木・建築の工事現場で監督すること。また，その人。

げんば-けんしょう 【現場検証】 （１）実地検証。 （２）犯行現場での検証。

げん-ば [1] 【玄蕃】 （１）「玄蕃寮」の略。 （２）「玄蕃桶(オケ)」の略。

げんば-いし [3] 【玄蕃石】 敷石やふた石などに用いる長方形の板石。

げんば-おけ ―ヲ― [4] 【玄蕃桶】 江戸時代，火災などの際，水を入れて担ぎ運んだ大形の桶。玄蕃。