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けん-ぺい [0] 【兼併】 (名)スル🔗🔉

けん-ぺい [0] 【兼併】 (名)スル あわせて一つにすること。他人の土地・財産を奪い自分のものとすること。「他国の土地を―する/文明論之概略(諭吉)」

けん-ぺい [0] 【権柄】🔗🔉

けん-ぺい [0] 【権柄】 ■一■ (名) (1)人を支配する権力。政治の実権。「源家の貴族として,天下の―を捨て給へる事年久しければ/太平記 9」 (2)権力をもって人を威圧すること。「先君の御恩を忘れし北条一家の―わがまま/浄瑠璃・近江源氏」 ■二■ (形動)[文]ナリ 尊大なさま。傲慢なさま。横柄。「工夫等に―にこき使はれた/土(節)」

――晴れて🔗🔉

――晴れて 天下晴れて。公然と。「―念比(ネンゴロ)さするその中立は/浄瑠璃・宵庚申(上)」

けんぺい-ずく ―ヅク [0] 【権柄尽く】 (名・形動)[文]ナリ🔗🔉

けんぺい-ずく ―ヅク [0] 【権柄尽く】 (名・形動)[文]ナリ 権力にものを言わせた言動をとるさま。けんずく。「いやに―なお茶屋の女中/腕くらべ(荷風)」

けん-ぺい [1] 【憲兵】🔗🔉

けん-ぺい [1] 【憲兵】 軍隊内の秩序維持を主任務とする兵隊。日本では1881年(明治14)憲兵条例により設置され犯罪捜査・軍紀維持・思想取り締まりにあたったが,次第に権限を拡大し,公安対策・思想弾圧・防諜などにも強い権力をふるった。

げん-ぺい [0] 【源平】🔗🔉

げん-ぺい [0] 【源平】 (1)源氏と平氏。「―の戦い」 (2)二組に分かれてする勝負。「―ガルタ」 (3)〔源氏が白旗,平氏が紅旗を用いたので〕 白と紅。「―餅」「―なます」

げんぺい-くさぎ [5] 【源平臭木】🔗🔉

げんぺい-くさぎ [5] 【源平臭木】 クマツヅラ科の常緑つる性低木。西アフリカ原産。観賞用に温室栽培する。葉は対生し,卵円形。夏,開花。花は鮮紅色の筒状花で,白色鐘状の萼(ガク)の中にある。その紅白の対照からこの名がある。

げんぺい-こう ―カウ [3] 【源平香】🔗🔉

げんぺい-こう ―カウ [3] 【源平香】 江戸時代の組香の一。赤方・白方の二組に分かれ,香をききあてることを競う。盤物で一(イツチユウ)聞き。

げんぺい-じだい [5] 【源平時代】🔗🔉

げんぺい-じだい [5] 【源平時代】 平安末期,源氏と平氏の擡頭(タイトウ)から互いに覇を競って栄枯盛衰があった時代。一一世紀末から一二世紀末までの約一世紀。

大辞林 ページ 143619