複数辞典一括検索+

けん-り [1] 【権利】🔗🔉

けん-り [1] 【権利】 (1)〔法〕 〔right〕 (ア)ある利益を主張し,これを享受することのできる資格。社会的・道徳的正当性に裏づけられ,法律によって一定の主体,特に人に賦与される資格。「生きる―」「―をおかす」(イ)何らかの原理や存在によって一定の主体に賦与される,ある行為をなし,またはなさぬことができる能力・資格。 ⇔義務 (2)権力とそれに伴う利益。

けんり-おち [0][5] 【権利落ち】🔗🔉

けんり-おち [0][5] 【権利落ち】 ある期日(割り当て日)以後,旧株に割り当てられていた新株または子会社株の取得権利がなくなること。

けんり-かぶ [3] 【権利株】🔗🔉

けんり-かぶ [3] 【権利株】 会社の成立前または新株発行の効力発生前における株式引受人がもつ権利。株式引受人たる地位。

けんり-きん [0] 【権利金】🔗🔉

けんり-きん [0] 【権利金】 借地契約または借家契約締結の際広くみられる慣行で,賃借料以外に賃借人が地主・家主に支払う金銭。敷金と異なり,契約終了後返還されない。

けんり-しち [3] 【権利質】🔗🔉

けんり-しち [3] 【権利質】 債権・株式・地上権など物以外の権利の上に成立する質権。

けんり-しょうてん ―シヤウ― [4] 【権利章典】🔗🔉

けんり-しょうてん ―シヤウ― [4] 【権利章典】 〔Bill of Rights〕 1689年イギリス議会が発布した法。権利宣言を王が承認し,議会が法制化。国民と議会の権利を明確化し,イギリス立憲政治の原点となる。

けんり-せいがん ―グワン [4] 【権利請願】🔗🔉

けんり-せいがん ―グワン [4] 【権利請願】 〔Petition of Right〕 1628年にイギリス議会が専制的なチャールズ一世に提出した請願。議会の同意のない課税や不法逮捕に反対し,従来からの国民の権利と自由を確保しようとした。

けんり-せんげん [4] 【権利宣言】🔗🔉

けんり-せんげん [4] 【権利宣言】 〔Declaration of Rights〕 名誉革命中の1689年ウィリアム三世とメアリ二世の即位に際して,イギリス議会が発した宣言。 →権利章典

けんり-のうりょく [4] 【権利能力】🔗🔉

けんり-のうりょく [4] 【権利能力】 私法上,権利および義務の主体たりうる資格。自然人と法人に認められる。 →行為能力

大辞林 ページ 143634