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こ 【濃】 (接頭)🔗🔉

【濃】 (接頭) 名詞に付いて,色の濃いことを表す。こい。「―紫」

こ 【故】 (接頭)🔗🔉

【故】 (接頭) (1)人名や官職名などに付けて,その人がすでに死亡していることを表す。「―右大将殿」 (2)官職名に付けて,それが以前の官職であることを表す。前の。「大夫には―中宮の大夫/栄花(暮待つ星)」

こ (接尾)🔗🔉

(接尾) (1)名詞・動詞の連用形に付いて,「こと」の意を表す。「うそっ―」「慣れっ―」「知りっ―ない」「泣きっ―なしよ」 (2)動詞の連用形に付いて,互いに…する,互いに…して競争するなどの意を表す。「背中の流しっ―」「駆けっ―」「にらめっ―」 (3)擬声語・擬態語に付いて,語調を整えたり,意味を強めたりする。「ぎっちら―」「ぎい―ぎい―」「ぺちゃん―」「ごっつん―」 (4)名詞に付いて,親しみの気持ちを添える。「あん―」「隅っ―」「根っ―」 〔上の語との間に促音が入ることが多い〕

こ 【処】 (接尾)🔗🔉

【処】 (接尾) 名詞・代名詞に付いて,その場所を表す。「こ―」「そ―」「あそ―」

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「こ」の濁音の仮名。軟口蓋破裂音の有声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。現代共通語では,この音は主として語頭に用いられ,語中・語尾では,その頭子音が軟口蓋鼻音となるのが一般である。これを鼻濁音の「ご」といい,必要に応じ「こ(コ)」に半濁点「°」を付けて示すことがある。 〔奈良時代までは上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕

大辞林 ページ 143646