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こうし-けご 【孔子家語】🔗🔉

こうし-けご 【孔子家語】 孔子の言行とその弟子たちとの問答を収録した書。三国時代,魏(ギ)の王粛(オウシユク)編。一〇巻四四編。成立年代未詳。「論語」とは内容が違う。

こうし-びょう ―ベウ [3] 【孔子廟】🔗🔉

こうし-びょう ―ベウ [3] 【孔子廟】 孔子の霊を祀(マツ)った建物。孔子の死の翌年曲阜(キヨクフ)の旧宅に建てられたものを最初とする。日本では,奈良・平安時代に大学・国学に置かれた。江戸時代に建てられた湯島聖堂は有名。孔廟。文廟。聖廟。

こうし カウシ 【交趾・交阯】🔗🔉

こうし カウシ 【交趾・交阯】 前漢の武帝がベトナムのトンキン地方に設置した郡名。一〇世紀にベトナムの独立後も中国はこの国を安南または交趾と称した。こうち。コーチ。

こうし カフシ 【合志】🔗🔉

こうし カフシ 【合志】 熊本県北部,菊池郡の町。畑作が中心だったが,近年工場などが進出。

こう・し コフシ 【恋し】 (形シク)🔗🔉

こう・し コフシ 【恋し】 (形シク) 〔「こひし」の上代東国方言〕 恋しい。「うべ児なは我(ワヌ)に恋ふなも立(タ)と月(ツク)のぬがなへ行けば―・しかるなも/万葉 3476」

こうじ コウヂ [1][0] 【小路】🔗🔉

こうじ コウヂ [1][0] 【小路】 〔「こみち」の転か〕 小さい道。大通りから入りこんだ幅の狭い道。こみち。 ⇔大路(オオジ) 「袋―」

こうじ-がくれ コウヂ― 【小路隠れ】🔗🔉

こうじ-がくれ コウヂ― 【小路隠れ】 (1)しばらく他所に雲隠れすること。「風食らうたる悪太郎,―を尋ね出し/四季辞」 (2)かくれんぼ。「幼き時は鼠舞,―をして/仮名草子・浮世物語」

こうじ-な コウヂ― [3] 【小路名】🔗🔉

こうじ-な コウヂ― [3] 【小路名】 (1)書状のあて名の書き方の一。受け取り人の名を書かないで,一条殿などとその居住地の名を書いて敬意を表すもの。 (2)中古,宮中の女房の呼び名に京の小路の名を用いたもの。春日・京極など。

こうじ カウジ [0] 【麹・糀】🔗🔉

こうじ カウジ [0] 【麹・糀】 米・麦・大豆などを蒸してねかし,これに麹かびを加えて繁殖させたもの。酒・味噌・醤油などの醸造に用いる。

こうじ-かび カウジ― [3] 【麹黴】🔗🔉

こうじ-かび カウジ― [3] 【麹黴】 麹をつくるかびとそれに類するかびの一群。菌糸は立ち上がり,頂端は頭状となり,これに多数の分生子(胞子)をつける。分生子の色・形・表面構造によって種類が区別される。ニホンコウジカビは多くの酵素を含み,デンプン・セルロース・タンパク質などを分解する力が強く,酒・味噌・醤油などの醸造に利用。種によっては,アフラトキシンを生産するものや,家畜などに疾患を生じさせるものもある。麹菌(キクキン)。アスペルギルス。

大辞林 ページ 143785