こう-ほん カウ― [0][1] 【校本】 数種の異本の本文を比較して，文章や文字の異同を示した本。

こう-ほん クワウ― [0] 【絖本】 書画を描くのに用いる絖(ヌメ)の絵絹。また，それに描いた絵。

こう-ほん カウ― [0] 【稿本】 （１）下書き。草稿。 （２）原稿・写本など手で書かれた文書。

こう-ぼん カウ― [0] 【香盆】 香炉・香合・香包・香箸(キヨウジ)などをのせる盆。

こ-うま [0] 【小馬・子馬・仔馬】 （１）小さい馬。 （２）馬の子。[季]春。《牧草に馬も―も鼻うめて/虚子》

――の朝駆(ガ)け 初めに力を入れ過ぎて早く疲れることのたとえ。

こうま-ざ [0] 【小馬座】 〔(ラテン) Equuleus〕 ペガスス座の西にある小星座。一〇月初旬の宵に南中する。駒座。

こう-ま クワウ― [1] 【黄麻】 ⇒おうま（黄麻）

こうま-し クワウ― [3] 【黄麻紙】 ⇒おうまし（黄麻紙）

ごう-ま ガウ― [0] 【格間】 格天井(ゴウテンジヨウ)の格縁(ゴウブチ)で囲まれた方形の一区画。

ごう-ま ガウ― [1] 【降魔】 〔仏〕 心の中に生じる煩悩魔や外から襲ってくる天魔などの悪魔を，仏法の力によって打ち倒すこと。悪魔を降伏(ゴウブク)すること。がま。

ごうま-ざ ガウ― [0] 【降魔坐】 結跏趺坐(ケツカフザ)の一。座禅で行う座法。 →結跏趺坐

ごうま-の-いん ガウ― 【降魔の印】 悪魔降伏の印相。左手を膝におき，右手を垂れて地をさす姿。指地印。触地(ソクジ)印。

ごうま-の-そう ガウ―サウ 【降魔の相】 （１）八相の一つで，釈迦が悪魔の妨害を退けて悟りを完成した時の姿。 （２）不動明王などの，悪魔を降伏する時の憤怒(フンヌ)の形相。