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こくいん-じょう ―ジヤウ [0] 【黒印状】🔗🔉

こくいん-じょう ―ジヤウ [0] 【黒印状】 黒印を押した文書。江戸幕府では朱印の使用は将軍に限られ,諸大名が発行する公文書に用いられた。

こくいん-ち [3] 【黒印地】🔗🔉

こくいん-ち [3] 【黒印地】 黒印状によってその所領たることを確認された土地。寺社領に多く,年貢課役を免除された。

ごく-いん [0] 【極印】🔗🔉

ごく-いん [0] 【極印】 (1)江戸時代,品質証明あるいは偽造防止・盗難防止のため,品物や金銀貨に押した文字や印形。 (2)永久に残るしるし。いつまでも消えない証拠。刻印。

――を=打・つ(=押・す)🔗🔉

――を=打・つ(=押・す) (1)極印{(1)}を金銀貨に打つ。 (2)(よくない評価で)そうであるときめつける。「前科者の―・たれる」

ごくいん-づき [0][6] 【極印付き】🔗🔉

ごくいん-づき [0][6] 【極印付き】 きわめて確かであること。きわめつき。「―の悪党」

ごくいん-もと [0] 【極印元】🔗🔉

ごくいん-もと [0] 【極印元】 江戸十組問屋仲間が大坂・江戸間の廻船の航海安全のために設けた役。船具などを点検して焼き印を打つ。船手極印元。

こ-くう [0] 【虚空】🔗🔉

こ-くう [0] 【虚空】 ■一■ (名) (1)何も存在しない空間。空(クウ)。「―を見詰める」 (2)〔仏〕 諸事物の存在する場としての空間。それ自体は事物に何の影響も与えない。 (3)「虚空鈴慕(レイボ)」の略。 ■二■ (名・形動ナリ) (1)根拠のないこと。架空のことであるさま。「―仮説の人物/小説神髄(逍遥)」「―ナコト/日葡」 (2)取り留めのないさま。当てにならないさま。「汝は―なる事を申す者かな/幸若・夜討曾我」 (3)深い考えがないさま。むやみやたらに。「日本人と見ると―に相撲を取りたがる/咄本・鹿の子餅」

――を掴(ツカ)・む🔗🔉

――を掴(ツカ)・む (苦しさのあまり)空中に手を伸ばして何かをつかもうとするさまにいう。

こくう-かい [2] 【虚空界】🔗🔉

こくう-かい [2] 【虚空界】 (1)〔仏〕 世界の本来的な姿である真如を,遍(アマネ)く存在している点からとらえていう語。 (2)大空。

こくう-ぞう ―ザウ 【虚空蔵】🔗🔉

こくう-ぞう ―ザウ 【虚空蔵】 「虚空蔵菩薩」の略。

大辞林 ページ 144062