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こけ-にわ ―ニハ [0] 【苔庭】🔗🔉

こけ-にわ ―ニハ [0] 【苔庭】 苔類を美しく用いた庭。京都西芳寺(サイホウジ)(通称,苔寺)の庭など。

ご-けにん [0] 【御家人】🔗🔉

ご-けにん [0] 【御家人】 〔「家人」の敬称〕 (1)平安時代,貴族や武家棟梁の従者をつとめた武士。家の子。郎党。 (2)鎌倉時代,将軍直属の家臣。本領安堵(アンド)・新恩給与・官位推挙などの保護を受けたが,御家人役と呼ばれる多くの義務を負わされた。 (3)江戸初期,将軍直属の一万石以下の家臣の称。のちに旗本と御家人とに区別され,御目見(オメミエ)以下の者とされた。直参(ジキサン)。 →旗本

ごけにん-かぶ [5] 【御家人株】🔗🔉

ごけにん-かぶ [5] 【御家人株】 江戸時代,農民・商人などの庶民が養子縁組の形をとるなどして,御家人から買い取った御家人の家格。

ごけにん-やく [3] 【御家人役】🔗🔉

ごけにん-やく [3] 【御家人役】 御家人が鎌倉幕府に対して負った軍役・大番役・関東公事などの義務の総称。

こけ-の-ころも 【苔の衣】🔗🔉

こけ-の-ころも 【苔の衣】 (1)隠者・僧侶の着る粗末な衣をいう語。こけごろも。「世をそむく―はただひとへ/後撰(雑三)」 (2)苔がおおっているさまを衣に見立てていう語。こけごろも。「おく山の―は風もさはらず/新古今(雑中)」

こけのころも 【苔の衣】🔗🔉

こけのころも 【苔の衣】 擬古物語。四巻。作者未詳。1271年以前の成立。源氏物語の模倣作ともいうべきもので,父子三代の恋愛を描く。無常観,厭世観が強く表れている点に,時代思潮が看取される。

こけ-の-した 【苔の下】🔗🔉

こけ-の-した 【苔の下】 〔苔むした地面の下の意〕 死んだあとの墓の下。「まれにくる夜はも悲しき松風を絶えずや―に聞くらむ/新古今(哀傷)」

こけ-の-そで 【苔の袖】🔗🔉

こけ-の-そで 【苔の袖】 僧や隠者の衣の袖。「年暮れし涙のつららとけにけり―にも春や立つらむ/新古今(雑上)」

こけ-の-たもと 【苔の袂】🔗🔉

こけ-の-たもと 【苔の袂】 僧や隠者の衣のたもと。「何となく聞けば涙ぞこぼれぬる―に通ふ松風/新古今(雑下)」

大辞林 ページ 144144