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ここぬ-か [4] 【九日】🔗🔉

ここぬ-か [4] 【九日】 (1)「ここのか(九日)」に同じ。 (2)月の第九番目の日。特に,九月九日の重陽(チヨウヨウ)の節句をいう。 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕

ここぬか-の-えん 【九日の宴】🔗🔉

ここぬか-の-えん 【九日の宴】 菊の宴。重陽の宴。

ここの [2] 【九】🔗🔉

ここの [2] 【九】 (1)九。ここのつ。名詞の上に付けて,複合語を作る。この。「―重」「かがなべて夜には―夜/古事記(中)」 (2)ここのつ。数を数える時に用いる。この。「なな,や,―,とお」

ここの-え ―ヘ [3] 【九重】🔗🔉

ここの-え ―ヘ [3] 【九重】 (1)物が九つ重なっていること。また,物が幾重にも重なっていること。「―の花のうてなを定めずは/拾遺愚草」 (2)(昔,中国で王城の門を幾重にも造ったことから)(ア)皇居。宮中。「―の内の灯火をかい消ちたるやうにもあり/栄花(月の宴)」(イ)皇居のある所。都。「夜中に―の内を紛れ出でて/平家 3」

ここの-え-びと ―ヘ― 【九重人】🔗🔉

ここの-え-びと ―ヘ― 【九重人】 宮中に仕える人。大宮人。「雲のたつ八重山吹の花ざかり―にをらせてしかな/夫木 6」

ここの-か [4] 【九日】🔗🔉

ここの-か [4] 【九日】 (1)月の第九番目の日。 (2)ここのつの日数。九日間。 〔副詞的用法の場合,アクセントは [0]〕 →ここぬか

ここの-かえり ―カヘリ 【九返り】🔗🔉

ここの-かえり ―カヘリ 【九返り】 九回くりかえすこと。九遍。「今,すべらぎの天(アメ)の下しろしめすこと,四つの時(=春夏秋冬)―になむなりぬる/古今(仮名序)」

ここの-かさね 【九重ね】🔗🔉

ここの-かさね 【九重ね】 〔「九重」の訓読み〕 宮中。ここのえ。「―のなかにてはあらしの風も聞かざりき/古今(雑体)」

大辞林 ページ 144161