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こころ-え [3][4] 【心得】🔗⭐🔉
こころ-え [3][4] 【心得】
(1)技術・技芸などを,習いおぼえて修得していること。たしなみ。「茶の湯の―がある」
(2)なにか事に当たる場合に,わきまえておくべき事柄。「電話をかける時の―」「―帳」
(3)官庁や会社で,ある役職の職務を下級の者が代行する時の職名。「局長―」「課長―」
(4)気持ち。考え方。「あれにはさいぜんより―がなをつた/狂言・昆布売」
こころえ-がお ―ガホ [0] 【心得顔】 (名・形動)[文]ナリ🔗⭐🔉
こころえ-がお ―ガホ [0] 【心得顔】 (名・形動)[文]ナリ
事情などをよく知っている,わかっているといった顔つき。「―に言う」
こころえ-ちがい ―チガヒ [5] 【心得違い】 (名・形動)🔗⭐🔉
こころえ-ちがい ―チガヒ [5] 【心得違い】 (名・形動)
(1)思い違い。勘違い。誤解。「とんだ―をしていた」
(2)よくない間違った考えやおこない。不心得。「若い娘を一人置て,―な事でもあつてはならんと/塩原多助一代記(円朝)」
こころ・える [4] 【心得る】 (動ア下一)[文]ア下二 こころ・う🔗⭐🔉
こころ・える [4] 【心得る】 (動ア下一)[文]ア下二 こころ・う
(1)ある物事について,こうであると理解する。わかる。「この場を何と―・えるか」「呼ばれたものと―・えて/歌行灯(鏡花)」
(2)事情を十分知った上で引き受ける。承知する。「万事―・えました」
(3)すっかり身についている。心得がある。「茶道については一通りのことは―・えている」
(4)気をつける。用心する。「ころび落ちぬやう―・えて炭を積むべきなり/徒然 213」
こころ-おき [0] 【心置き】🔗⭐🔉
こころ-おき [0] 【心置き】
心づかいをすること。遠慮。気兼ね。「骨肉の人々の間にのみ感ぜられる淡い―を感じた/或る女(武郎)」
こころおき-なく [6][5] 【心置き無く】 (副)🔗⭐🔉
こころおき-なく [6][5] 【心置き無く】 (副)
〔形容詞「こころおきない」の連用形から〕
(1)気兼ねしないで。遠慮なく。「―語り合う」
(2)あとに心を残すことなく。心配なく。「―旅に出る」
こころ-おきて 【心掟】🔗⭐🔉
こころ-おきて 【心掟】
(1)心に思い定めていること。「朱雀院の御―を,本意かなはせ給へるもいとめでたし/栄花(月の宴)」
(2)心の持ち方。性格。気立て。「幼かるべき程よりは―大人大人しく目やすく/源氏(竹河)」
大辞林 ページ 144172。