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こころ-おくれ [4] 【心後れ】 (名)スル🔗🔉

こころ-おくれ [4] 【心後れ】 (名)スル (1)恐れひるむこと。気おくれ。「遂―が致しまして/露団々(露伴)」 (2)心が劣ること。「かたち見にくく,―にして出で仕へ/徒然 134」

こころ-おさな・し ―ヲサナシ 【心幼し】 (形ク)🔗🔉

こころ-おさな・し ―ヲサナシ 【心幼し】 (形ク) 心が幼稚である。思慮が浅い。「―・く竜を殺さむと思ひけり/竹取」

こころ-おそ・し 【心鈍し】 (形ク)🔗🔉

こころ-おそ・し 【心鈍し】 (形ク) (1)心がこもっていない。「山背の石田(イワタ)の社(モリ)に―・く手向したれや妹に逢ひ難き/万葉 2856」 (2)心の働きがにぶい。「さやうの事にも―・くてものし給ふ/源氏(蓬生)」

こころ-おとり [4] 【心劣り】 (名)スル🔗🔉

こころ-おとり [4] 【心劣り】 (名)スル (1)予想より劣って感じられること。見劣り。 ⇔心勝り 「めでたしと見る人の―せらるる本性見えんこそ,口をしかるべけれ/徒然 1」 (2)気負けすること。気後れすること。「河守のこのありさまに―せられて/読本・春雨(宮木が塚)」

こころ-おぼえ [4] 【心覚え】🔗🔉

こころ-おぼえ [4] 【心覚え】 (1)覚えていること。また,その事柄。「言われてみれば―がある」「―の場所」 (2)忘れないための,ちょっとしたしるし。メモ。「―を記す」

こころ-おもしろ・い 【心面白い】 (形)[文]ク こころおもしろ・し🔗🔉

こころ-おもしろ・い 【心面白い】 (形)[文]ク こころおもしろ・し 楽しい。愉快だ。「柳之助も―・く話をした/多情多恨(紅葉)」

こころ-がかり [4] 【心懸(か)り・心掛(か)り】 (名・形動)🔗🔉

こころ-がかり [4] 【心懸(か)り・心掛(か)り】 (名・形動) 気になる・こと(さま)。心配。気がかり。「老母のことが―だ」

こころ-がけ [0] 【心掛け】🔗🔉

こころ-がけ [0] 【心掛け】 (1)平素からの心の持ち方。「ふだんの―がよくない」 (2)こころえ。たしなみ。「天平美術の―もある/社会百面相(魯庵)」

大辞林 ページ 144173