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こころ-かしこ・し 【心賢し】 (形ク)🔗⭐🔉
こころ-かしこ・し 【心賢し】 (形ク)
心がけがしっかりしている。気が利く。「年ごろおとづれざりける女,―・くやあらざりけむ/伊勢 62」
こころ-がまえ ―ガマヘ [4] 【心構え】🔗⭐🔉
こころ-がまえ ―ガマヘ [4] 【心構え】
心の中での準備。心の用意。「いざという時のためにふだんからの―が必要だ」
こころ-から [2] 【心から】 (副)🔗⭐🔉
こころ-から [2] 【心から】 (副)
(1)心の底から。しんから。心より。「―礼を言う」
(2)自分の意志で。心より。「―などかう憂き世を見あつかふらむ/源氏(末摘花)」
こころ-がら [0][5] 【心柄】🔗⭐🔉
こころ-がら [0][5] 【心柄】
(1)気だて。性質。「―のよい人」
(2)〔「心から」の転〕
自分の心から,そうなること。自業自得。「雪の中に凍えるとは定し―で有う/鉄仮面(涙香)」
こころ-かる・し 【心軽し】 (形ク)🔗⭐🔉
こころ-かる・し 【心軽し】 (形ク)
心がうわついている。軽薄だ。「出でて去なば―・しといひやせむ世のありさまを人は知らねば/伊勢 21」
こころ-かろ・し 【心軽し】 (形ク)🔗⭐🔉
こころ-かろ・し 【心軽し】 (形ク)
「こころかるし」に同じ。「―・き人のつら(=仲間)にて/源氏(初音)」
こころ-がわり ―ガハリ [4] 【心変(わ)り】 (名)スル🔗⭐🔉
こころ-がわり ―ガハリ [4] 【心変(わ)り】 (名)スル
(1)愛情・忠誠心・好みなどが,他の人や物に移ること。変心。「恋人が―したのを悲しむ」
(2)心が常と違うようになること。「心ひとつに思し嘆くに,いとど御―もまさり行く/源氏(葵)」
こころ-きたな・し 【心汚し】 (形ク)🔗⭐🔉
こころ-きたな・し 【心汚し】 (形ク)
心がいやしい。あさましい。卑劣である。「―・き聖(ヒジリ)心なりける/源氏(総角)」
こころ-ぎも 【心肝】🔗⭐🔉
こころ-ぎも 【心肝】
(1)心。魂。胸のうち。
(2)深い考え。「やをらひき隠してあるべかりけることを―なく申すかな/大鏡(昔物語)」
――も尽(ツ)・く🔗⭐🔉
――も尽(ツ)・く
心が消え入る。茫然となる。「参りては,いとど心ぐるしう,―・くるやうになむ/源氏(桐壺)」
――を砕(クダ)・く🔗⭐🔉
――を砕(クダ)・く
真心をかたむける。肝胆を砕く。「―・きて祈り奉りしかども,そのしるしもなし/著聞 13」
大辞林 ページ 144174。