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ごじし-の-にょい 【五獅子の如意】🔗🔉

ごじし-の-にょい 【五獅子の如意】 〔仏〕 表に三鈷(サンコ)の形を彫り,背に五匹の獅子を彫った如意で,宮中の御斎会(ゴサイエ)・興福寺の維摩会(ユイマエ)の講師の僧が持ったもの。

ご-じしゃ [2] 【五侍者】🔗🔉

ご-じしゃ [2] 【五侍者】 禅宗寺院で,住持の用をつとめる,侍香・侍状・侍客・侍薬・侍衣の五人の従者。それぞれ焼香・手紙などの諸文書・接客・飲食・金品の管理を分担する。

こじじゅう 【小侍従】🔗🔉

こじじゅう 【小侍従】 平安末期の女流歌人。紀光清の女(ムスメ)。二条天皇に出仕,崩御後は太皇太后多子(マスコ)に,のち高倉天皇に仕えた。「待つ宵にふけゆく鐘の声きけばあかぬ別れのとりはものかは」の秀歌を詠み「待宵の小侍従」と呼ばれた。生没年未詳。家集「小侍従集」がある。

こじじゅんれい 【古寺巡礼】🔗🔉

こじじゅんれい 【古寺巡礼】 評論。和辻哲郎著。1919年(大正8)刊。大和の古寺を巡った印象を日記風に記す。日本文化の特性と美しさを再発見した書。

ご-ししょ 【伍子胥】🔗🔉

ご-ししょ 【伍子胥】 (?-前485) 中国,春秋時代の楚の人。名は員(ウン)。父と兄が楚の平王に殺されたため呉に奔(ハシ)り,呉を助けて楚を破り,平王の墓をあばいてその屍(シカバネ)に鞭(ムチ)打った。呉王夫差が越王勾践を会稽山に破ったとき,勾践を殺すよう勧めて退けられ,のち讒言(ザンゲン)により自殺。

ごし-じょう ―ヂヤウ [2] 【互市場】🔗🔉

ごし-じょう ―ヂヤウ [2] 【互市場】 貿易を許された場所。貿易港。開港場。条約港。

こし-しょうじ ―シヤウジ [3] 【腰障子】🔗🔉

こし-しょうじ ―シヤウジ [3] 【腰障子】 下の方を30センチメートルほど板張りあるいは襖(フスマ)とした明かり障子。

こし-じるし [3] 【腰印】🔗🔉

こし-じるし [3] 【腰印】 甲冑(カツチユウ)を着けたとき,腰に差して敵味方の識別に用いたもの。後には足軽だけが用いた。腰小旗の遺風。

こし-じろ 【腰白】🔗🔉

こし-じろ 【腰白】 腰の部分の白い,腰替わりの小袖。

こし-ぜに 【腰銭】🔗🔉

こし-ぜに 【腰銭】 当座の用のため,巾着(キンチヤク)や銭入れに入れ,腰に付けて持ち歩く銭。こしせん。「―の限り喰はせて来い/浮世草子・禁短気」

大辞林 ページ 144228