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こしごえ 【腰越】🔗🔉

こしごえ 【腰越】 (1)神奈川県鎌倉市の地名。七里ヶ浜の西に続く海岸。中世,鎌倉入りの宿駅が置かれた所。源義経の「腰越状」起草の地として知られる。 (2)幸若舞(コウワカマイ)の一。平宗盛を生け捕りにした義経一行の東国下りと,腰越状の件(クダリ)を描いたもの。

こしごえ-じょう ―ジヤウ 【腰越状】🔗🔉

こしごえ-じょう ―ジヤウ 【腰越状】 1185年,源義経が相模国腰越から鎌倉の大江広元にあてて出した書状。兄頼朝の不興をかった義経が無実を訴え,そのとりなしを依頼したもの。「吾妻鏡」に収録されているが真偽不詳。

ごし-ごし [1] (副)🔗🔉

ごし-ごし [1] (副) 力を入れて,物をこするさま。「鍋の底を―(と)こする」

こし-こばた 【腰小旗】🔗🔉

こし-こばた 【腰小旗】 昔,戦陣で腰に差して敵・味方の識別に用いた小旗。腰挿し。「源氏は大旗・―,みなおしなべて白かりけるが/平治(中・古活字本)」

こし-ごろも [3] 【腰衣】🔗🔉

こし-ごろも [3] 【腰衣】 僧尼が腰にまとう黒色の襞(ヒダ)のある裳のようなもの。裙子(クンズ)。

こ-じさく [2] 【小自作】🔗🔉

こ-じさく [2] 【小自作】 小作をするかたわら自作をもすること。また,その人。

こし-さげ [0][4] 【腰提げ】🔗🔉

こし-さげ [0][4] 【腰提げ】 印籠(インロウ)・煙草(タバコ)入れのように,腰に下げるもの。

こしざし 【腰挿(し)・腰差(し)】🔗🔉

こしざし 【腰挿(し)・腰差(し)】 (1)腰にさすこと。また,腰にさすもの。 (2)ほうびとして賜る巻き絹。退出する際,腰にさす。腰付け。 (3)「腰刀(コシガタナ)」に同じ。 (4)「腰小旗(コシコバタ)」に同じ。

こしざし-ちょうちん ―チヤウ― [5] 【腰挿し提灯】🔗🔉

こしざし-ちょうちん ―チヤウ― [5] 【腰挿し提灯】 長い柄で腰にさすようにした提灯。腰明かり。腰提灯。

こし-ざん [0] 【腰桟】🔗🔉

こし-ざん [0] 【腰桟】 唐戸(カラド)の中程より下側にある横桟。

こし-じ ―ヂ 【越路】🔗🔉

こし-じ ―ヂ 【越路】 北陸道の古名。また,越の国へ行く道。((歌枕))「しなざかる―をさして延(ハ)ふつたの別れにしより/万葉 4220」

大辞林 ページ 144227