複数辞典一括検索+

こっち-と-ら [0][4] 【此方人等】 (代)🔗🔉

こっち-と-ら [0][4] 【此方人等】 (代) 「こちとら」の転。「―が宜い所へ世話をしようと云ふのに/雁(鴎外)」

こっち-の-もの 【此方の物】🔗🔉

こっち-の-もの 【此方の物】 (1)自分の所有となったもの。また,自分の思うままになることにいう。「ここまで来れば,この勝負は―だ」 (2)この世のもの。「ゆうれいじみ,どうで―とは思はれぬ/洒落本・廓の桜」

こ-つち [1][0] 【小土・小槌】🔗🔉

こ-つち [1][0] 【小土・小槌】 陰陽道で,土木工事を忌む期間。 →土(ツチ)(7)

こ-づち [1] 【小槌】🔗🔉

こ-づち [1] 【小槌】 小さいつち。「打ち出の―」

ごつちみかど-てんのう ―テンワウ 【後土御門天皇】🔗🔉

ごつちみかど-てんのう ―テンワウ 【後土御門天皇】 (1442-1500) 第一〇三代天皇(在位 1465-1500)。名は成仁(フサヒト)。後花園天皇の皇子。在位中に応仁の乱が起こった。歌集「紅塵灰集」がある。

こっちゃ (連語)🔗🔉

こっちゃ (連語) (1)「ことでは」の転。「そんな―あかん」「だから言わない―ない」 (2)「ことじゃ」の転。ことだ。主に関西地方で用いる。「えらい―」「何の―」

ごっちゃ [0] (形動)🔗🔉

ごっちゃ [0] (形動) いろいろ入りまじっているさま。「大勢の話し声が―になって聞こえる」

ごっちゃ-まぜ [0] 【ごっちゃ混ぜ】 (名・形動)🔗🔉

ごっちゃ-まぜ [0] 【ごっちゃ混ぜ】 (名・形動) 「ごちゃまぜ」を強めた言い方。

こっ-ちょう ―チヤウ [0][3] 【骨頂・骨張】 (名・形動)スル🔗🔉

こっ-ちょう ―チヤウ [0][3] 【骨頂・骨張】 (名・形動)スル (1)程度の最もはなはだしい・こと(さま)。現代では悪いことについて用いる。「愚の―」「真―」「馬鹿の―/浮雲(四迷)」「仏門においては祝ひの―なるべけれ/おらが春」 (2)強く主張すること。意地を通すこと。「母后―し給ふ/明月記」 (3)主張した者。張本人。「智積・覚明・仏光等の―の輩六人/盛衰記 4」 (4)物事に熟達すること。[日葡]

こっちり (副)🔗🔉

こっちり (副) 濃厚なさま。こってり。「女夫(メオト)の中の―の,出花を上つて下さんせ/浄瑠璃・孕常盤」

大辞林 ページ 144348