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――なお耳にあり🔗🔉

――なお耳にあり 〔左氏伝(文公七年)〕 かつて聞いた言葉が,今でもまだはっきり耳に残っている。

――に甘(アマ)・える🔗🔉

――に甘(アマ)・える 相手の好意をそのまま受ける。多く「おことばに甘える」の形で用いる。「お―・えて,先に帰らせていただきます」

――に余(アマ)・る🔗🔉

――に余(アマ)・る 言葉に言い尽くせない。「彼の親切は―・るものがある」

――に花が咲・く🔗🔉

――に花が咲・く 話がはずむ。

――に花を咲か・す🔗🔉

――に花を咲か・す (1)話がはずむ。 (2)言葉巧みに話す。「一々に―・せ理に玉を連ねて答へける/太平記 17」

――に針を含・む🔗🔉

――に針を含・む 相手を傷つけるような言葉を言う。

――の下から🔗🔉

――の下から 言い終わるか終わらないうちに。舌の根のかわかぬうちに。

――は国の手形(テガタ)🔗🔉

――は国の手形(テガタ) 言葉のなまりは,その人の生国を表すしるしであるということ。

――は心の使い🔗🔉

――は心の使い 心に思っていることは,自然に言葉に表れてしまうものであるということ。

――を返・す🔗🔉

――を返・す (1)返答する。「―・すすきも与えずまくしたてる」 (2)口ごたえをする。言い返す。「お―・すようで恐縮ですが」

――を掛・ける🔗🔉

――を掛・ける 人にものを言いかける。話しかける。「後輩に―・ける」「選手に激励の―・ける」

――を飾・る🔗🔉

――を飾・る (1)美辞麗句を使う。 (2)巧みな言い回しでごまかす。「―・り鷺を烏といひくろめんと/滑稽本・根南志具佐」

――を交わ・す🔗🔉

――を交わ・す 互いに口をききあう。「近所に住んでいながら―・したこともない」

――を下(サ)・ぐ🔗🔉

――を下(サ)・ぐ 「言葉を卑(ヒク)くす」に同じ。「家来といはん武士に手をさげ,―・げ髪の/浄瑠璃・関八州繋馬」

――を番(ツガ)・う🔗🔉

――を番(ツガ)・う 口頭で約束をする。「身請けはおれぢや―・うた/浄瑠璃・寿の門松」

――を継(ツ)・ぐ🔗🔉

――を継(ツ)・ぐ さらに言葉をつけ加える。

――を尽く・す🔗🔉

――を尽く・す あらん限りの言葉を用いて表現する。一生懸命に,いろいろ語る。「―・して説得する」

大辞林 ページ 144399