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こと-ゆ・く 【事行く】 (動カ四)🔗⭐🔉
こと-ゆ・く 【事行く】 (動カ四)
(1)物事がうまくいく。らちがあく。「心よりは―・かずなむ,思う給へられしを/源氏(絵合)」
(2)納得できる。わけが分かる。「かくつきなきことを仰せ給ふことと,―・かぬものゆゑ/竹取」
こと-よう ―ヤウ [0] 【異様】 (名・形動ナリ)🔗⭐🔉
こと-よう ―ヤウ [0] 【異様】 (名・形動ナリ)
普通と違っていること。変わっていること。また,そのさま。「風俗の―なるは,人情の―なるを示す/当世書生気質(逍遥)」「昔より,―なる心ばへ侍りし身にて/源氏(浮舟)」
こと-よさ・す 【事寄さす・言寄さす】 (動サ四)🔗⭐🔉
こと-よさ・す 【事寄さす・言寄さす】 (動サ四)
〔「ことよす」の尊敬語〕
御委任になる。「大山守命(オオヤマモリノミコト)に―・して山川林野を掌らしむ/日本書紀(応神訓)」
こと-よ・し 【言好し】 (形ク)🔗⭐🔉
こと-よ・し 【言好し】 (形ク)
言葉が巧みだ。口がうまい。「かかる方に―・きも,心づきなくおぼえ給へど/源氏(宿木)」
ことよせ-づま 【言縁せ妻】🔗⭐🔉
ことよせ-づま 【言縁せ妻】
自分の妻だとうわさされている女。「里人の―を荒垣のよそにや我(ア)が見む/万葉 2562」
〔後世「言寄せ妻(=言イ寄ッタ女)」と解された〕
こと-よ・せる [0][4] 【言寄せる・事寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二ことよ・す🔗⭐🔉
こと-よ・せる [0][4] 【言寄せる・事寄せる】 (動サ下一)[文]サ下二ことよ・す
(1)口実にする。かこつける。「仕事に―・せて外出する」
(2)ことづけをする。伝言する。「忍びあまり天の川瀬に―・せむせめては秋を忘れだにすな/新古今(恋二)」
(3)言葉によって助力する。「天地(アメツチ)の神―・せて/万葉 546」
(4)うわさを立てる。「君が手取らば―・せむかも/万葉 1109」
大辞林 ページ 144409。