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このは-ごろも 【木の葉衣】🔗🔉

このは-ごろも 【木の葉衣】 (1)身に散りかかる木の葉を衣に見立てていう語。「―の袖の上/謡曲・雨月」 (2)木の葉をつづって作った衣。仙人が着るという。

このは-ざる [4] 【木の葉猿】🔗🔉

このは-ざる [4] 【木の葉猿】 (1)小さな猿。身軽に飛びまわって,樹間に見え隠れする小猿。「御迎ひに馬,乗物,―共をおびたたしく遣はし給ふ/御伽草子・のせ猿」 (2)熊本県玉東町木葉で作る郷土玩具。土製の猿に彩色したもの。

このは-しぐれ [4] 【木の葉時雨】🔗🔉

このは-しぐれ [4] 【木の葉時雨】 木の葉の散るさまや音を時雨に見立てていう語。

このは-ずく ―ヅク [3] 【木の葉木菟】🔗🔉

このは-ずく ―ヅク [3] 【木の葉木菟】 フクロウ目フクロウ科の鳥。全長約20センチメートルで,日本産フクロウ類では小形。背面は褐色,腹面は淡褐色で,全身に黒ないし褐色の縦斑があり,頭に耳状の羽毛がある。ブッポーソーと鳴き「声の仏法僧」といわれる。北海道・本州の森林で繁殖し,冬期は南へ移動する。

このは-せんべい [4] 【木の葉煎餅】🔗🔉

このは-せんべい [4] 【木の葉煎餅】 木の葉の形に作った煎餅。

このは-ちょう ―テフ [3] 【木の葉蝶】🔗🔉

このは-ちょう ―テフ [3] 【木の葉蝶】 タテハチョウ科のチョウ。開張約8センチメートル。はねは前後端がとがり,裏面は褐色で,静止すると枯れ葉に見えるので保護色の例として有名。表面は藍色で,前ばねの中央に斜めの広い橙色帯がある。沖縄本島を北限とし,台湾から東南アジアに広く分布。

このは-てんぐ [4] 【木の葉天狗】🔗🔉

このは-てんぐ [4] 【木の葉天狗】 (1)威力のない天狗。大したことのない天狗。こっぱてんぐ。「嵐の山の夜あらしに―ぞ誘はるる/天狗弁」 (2)風に舞い散る木の葉を,空を飛び回る天狗にたとえた語。

このは-ばみ [3] 【木の葉銜】🔗🔉

このは-ばみ [3] 【木の葉銜】 ⇒杏葉轡(ギヨウヨウグツワ)

このは-ぶね [4] 【木の葉舟】🔗🔉

このは-ぶね [4] 【木の葉舟】 波に浮き沈みする小舟を木の葉に見立てた語。また,水に流れる木の葉を舟に見立てた語。

大辞林 ページ 144435