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こ-びたい ―ビタヒ [2] 【小額】🔗🔉

こ-びたい ―ビタヒ [2] 【小額】 (1)〔「こ」は接頭語〕 ひたい。ひたいについてのちょっとした動作をいう語。「―はつたと打つて/狂言記・那須の与一」 (2)江戸時代,鬢(ビン)を大きくしてひたいを小さく見えるようにした髪の結い方。男女ともに行なった。「―のあるで番頭高く見え/柳多留 9」

こ-ひつ [0] 【古筆】🔗🔉

こ-ひつ [0] 【古筆】 (1)昔の人の筆跡。特に,平安時代から鎌倉時代にかけてのすぐれた筆跡。主に和様書道の草仮名のものにいう。 (2)「古筆見(ミ)」の略。

こひつ-か [0] 【古筆家】🔗🔉

こひつ-か [0] 【古筆家】 「古筆見(ミ)」に同じ。

こひつ-かがみ [4] 【古筆鑑】🔗🔉

こひつ-かがみ [4] 【古筆鑑】 古筆{(1)}の鑑定・鑑賞,あるいは書道の手本とするために,古筆切を集めて冊子としたもの。古筆手鑑(テカガミ)。

こひつ-ぎれ [0] 【古筆切】🔗🔉

こひつ-ぎれ [0] 【古筆切】 古筆の,断簡になったもの。古来,手鑑(テカガミ)や幅(フク)・茶掛けにするために,古筆を切断したものが多い。

こひつ-け [3] 【古筆家】🔗🔉

こひつ-け [3] 【古筆家】 古筆了佐にはじまる家系。

こひつ-み [0] 【古筆見】🔗🔉

こひつ-み [0] 【古筆見】 古筆{(1)}の真偽を鑑定すること。また,それを専門にする人。古筆家。

こひつ 【古筆】🔗🔉

こひつ 【古筆】 姓氏の一。

こひつ-りょうさ ―レウサ 【古筆了佐】🔗🔉

こひつ-りょうさ ―レウサ 【古筆了佐】 (1582-1662) 江戸前期の古筆鑑定家。近江の人。本名,平沢弥四郎。近衛前久に書画の鑑定を,烏丸光広に連歌を学ぶ。茶道にも通じた。「古筆」の姓と「琴山」号の鑑定証印を関白豊臣秀次から賜り,明治維新まで一子相伝した。

ご-ひつ [1] 【五筆】🔗🔉

ご-ひつ [1] 【五筆】 両手・両足および口に筆をくわえて文字を書くこと。弘法大師が始めたという。

大辞林 ページ 144456