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こぼし [3] 【零し・溢し】🔗🔉

こぼし [3] 【零し・溢し】 (1)こぼすこと。 (2)〔水こぼしの意〕 建水(ケンスイ)の通称。 (3)「湯こぼし」に同じ。

こぼし-や [0] 【零し屋】🔗🔉

こぼし-や [0] 【零し屋】 すぐに愚痴や不平を言う人。

こぼ・す [2] 【零す・溢す】 (動サ五[四])🔗🔉

こぼ・す [2] 【零す・溢す】 (動サ五[四]) (1)不注意から器を傾けたりして,中の液体・粉末・粒状の物を外に出してしまう。「コーヒーを―・した」「砂糖を―・す」「球をミットから―・す」 (2)容器内の液体や粉末などを外に出して捨てる。「茶わんをすすいだ水を建水に―・す」 (3)(涙などを)こらえ切れずに落とす。「大粒の涙を―・す」「よだれを―・しそうになる」 (4)不平・愚痴などを言う。ぼやく。「愚痴を―・してばかりいる」 (5)うれしさなどを表情に表す。「思わず笑みを―・す」 (6)すき間から外にはみ出るようにする。「色々の衣ども―・し出でたる人の/枕草子 76」 〔「こぼれる」に対する他動詞〕 [可能] こぼせる

こぼ・す 【毀す】 (動サ四)🔗🔉

こぼ・す 【毀す】 (動サ四) 「こぼつ」に同じ。「あななひを―・し,人みな帰りまうで来ぬ/竹取」「刀ノ刃ヲ―・ス/日葡」

こぼ・つ [2] 【毀つ・壊つ】 (動タ五[四])🔗🔉

こぼ・つ [2] 【毀つ・壊つ】 (動タ五[四]) 〔古くは「こほつ」と清音〕 (1)こわす。「物は―・たれたる中に一箇は立ち/金色夜叉(紅葉)」 (2)削り取る。剃り落とす。「片端剃るやら―・つやら/浄瑠璃・国性爺合戦」 〔「毀れる」に対する他動詞〕

こ-ぼとけ [2] 【小仏】🔗🔉

こ-ぼとけ [2] 【小仏】 (1)小さい仏像。 (2)「かごめかごめ」に似た子供の遊戯。

こぼとけ-とうげ ―タウゲ 【小仏峠】🔗🔉

こぼとけ-とうげ ―タウゲ 【小仏峠】 東京都と神奈川県の境にある峠。海抜548メートル。甲州街道の要地で,江戸時代小仏関があった。

こ-ぼね [0] 【子骨】🔗🔉

こ-ぼね [0] 【子骨】 扇の,親骨を除いた細い骨。 ⇔親骨

こ-ぼね [0] 【小骨】🔗🔉

こ-ぼね [0] 【小骨】 (1)短い細い骨。 (2)ちょっとした骨折り,苦労。「―折つて申さう/狂言・秀句傘」

――が折・れる🔗🔉

――が折・れる ちょっと苦労する。「―・れる仕事」

こほ-め・く (動カ四)🔗🔉

こほ-め・く (動カ四) 〔「ごほめく」とも〕 ごとごとと音がする。「ごほごほと―・き,沓(クツ)すり来て/枕草子 290」

大辞林 ページ 144483