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こもの-し [3] 【小物師】🔗🔉

こもの-し [3] 【小物師】 (1)大道商人で,客を装い買うふりなどをして,見ている客の購買心をそそる役の人。さくら。 (2)好んで小物だけを釣る釣り師。

こ-もの [0] 【小者】🔗🔉

こ-もの [0] 【小者】 (1)年の若い人。「おのれ程の―と組んで勝負はすまじきぞ/太平記 9」 (2)武家で,中間(チユウゲン)の下位にあって,走り使いなどする者。こびと。 (3)町家で,身分の低い奉公人。下男。丁稚(デツチ)。「跡より―若い者/浮世草子・永代蔵 1」 (4)「小物{(4)}」に同じ。

こもの-あがり [4] 【小者上(が)り】🔗🔉

こもの-あがり [4] 【小者上(が)り】 小者{(3)}から出世した者。もと小者であった者。

こ-もの 【籠物】🔗🔉

こ-もの 【籠物】 籠(カゴ)に入れたもの。また,籠に入れた果物。「折櫃(オリビツ)物,―など右大弁なむうけたまはりて/源氏(桐壺)」

こもの 【菰野】🔗🔉

こもの 【菰野】 三重県北部,三重郡の町。鈴鹿山脈東麓にあり,湯山温泉・御在所岳がある。

こ-ものなり 【小物成】🔗🔉

こ-ものなり 【小物成】 江戸時代,田畑に対する年貢(本途(ホント)物成)以外の雑税の総称。

こも-ばり [0] 【薦張(り)】🔗🔉

こも-ばり [0] 【薦張(り)】 小屋の四方に薦を張りめぐらすこと。また,その小屋。

こもばり-しばい ― [5] 【薦張(り)芝居】🔗🔉

こもばり-しばい [5] 【薦張(り)芝居】 周囲が薦張りの仮小屋で興行する下級の芝居。乞食芝居。

こも-まくら 【薦枕】🔗🔉

こも-まくら 【薦枕】 ■一■ (名) マコモで作った枕。「―相まきし児もあらばこそ/万葉 1414」 ■二■ (枕詞) {■一■}が高いところから「たか」にかかる。「―高橋過ぎ/日本書紀(武烈)」

こも-むしろ [3] 【菰蓆・薦筵】🔗🔉

こも-むしろ [3] 【菰蓆・薦筵】 マコモの葉を編んで作ったむしろ。魂(タマ)祭りの霊棚(タマダナ)に用いる。[季]秋。

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