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ご-りき [1] 【五力】🔗🔉

ご-りき [1] 【五力】 〔仏〕 (1)悟りを開く方法である三十七道品(ドウホン)の一部分で,悪を破る五つの力。信力(心を清らかにする力)・念力(記憶する力)・精進力(善に励む力)・定(ジヨウ)力(禅定する力)・慧(エ)力(真理を理解する力)の五つ。 →三十七道品 (2)唯識宗で,説明しきれない定力・通力・借識力・願力・法威徳力の不思議な五つの力をいう。 (3)五種の魔力。五魔。

ごりき-みょうおう ―ミヤウワウ 【五力明王】🔗🔉

ごりき-みょうおう ―ミヤウワウ 【五力明王】 ⇒五大明王(ゴダイミヨウオウ)

こ-りくつ [2][0] 【小理屈・小理窟】🔗🔉

こ-りくつ [2][0] 【小理屈・小理窟】 もっともらしいが取るに足りない理屈。「―をこねる」

こ-りこう [2] 【小利口】 (形動)🔗🔉

こ-りこう [2] 【小利口】 (形動) 目先のことは抜け目なくうまくやってのけるが,大局を見通す判断力に欠けているさま。「―に立ち回る」 [派生] ――さ(名)

こり-こり [1] (副)スル🔗🔉

こり-こり [1] (副)スル (1)少しかたくて歯切れがよいさま。また,それをかむ音を表す語。「―した奈良漬をかむ」 (2)筋肉がかたくしまり,弾力があるさま。「―した肉づきの身体」 (3)身体の一部が凝って,かたい塊りができたように感じるさま。「首筋が凝って―する」

こり-ごり [3] 【懲り懲り】🔗🔉

こり-ごり [3] 【懲り懲り】 〔古くは「こりこり」とも〕 ■一■ (副)スル ひどく懲りて,二度と同じことはしたくない気持ちを表す語。「前の失敗でもうすっかり―した」 ■二■ (形動) ひどく懲りるさま。「保証人になるのは―だ」

ごり-ごり🔗🔉

ごり-ごり ■一■ [1] (副)スル (1)かたい物がこすれるさま。また,かたい物がこすれ合って立てる音を表す語。「ひざで―(と)押す」「豆を―(と)碾(ヒ)く」 (2)かたくてでこぼこしているさま。「―した背骨」 (3)力まかせに事を行うさま。強引に押し通すさま。「力で―押しまくる棋風」 ■二■ [0] (形動) 歯が立たないほどかたいさま。「―の里芋」「まだ生で―だ」

大辞林 ページ 144556