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こん-こん [0] 【昏昏・】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

こん-こん [0] 【昏昏・】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)意識のないさま。また,よく眠っているさま。「―と眠り続ける」「―として譫言(ウワゴト)を発し/不如帰(蘆花)」 (2)暗くてはっきりしないさま。また,愚かなさま。「―として只だアイドルの支配の下に在り/欺かざるの記(独歩)」

こん-こん [0] 【渾渾・混混】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

こん-こん [0] 【渾渾・混混】 (ト|タル)[文]形動タリ (1)「こんこん(滾滾)」に同じ。「葡萄の美酒は―として傍(ワキ)を流れて/うづまき(敏)」 (2)入り乱れるさま。「―沌沌(トントン)」

こん-こん [0] 【滾滾】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

こん-こん [0] 【滾滾】 (ト|タル)[文]形動タリ 水などがわき出てつきないさま。「―とわき出る泉」「内観の感想が―と湧いて/一隅より(晶子)」

こん-こん [0] 【懇懇】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

こん-こん [0] 【懇懇】 (ト|タル)[文]形動タリ 真心のこもっているさま。丁寧に詳しく説くさま。「道理を―と説き聞かせる」

こん-こん [1]🔗🔉

こん-こん [1] ■一■ (副) (「と」を伴うこともある) (1)固いものが軽く連続して当たる時の,軽く,響く音を表す語。「―(と)ドアをノックする」 (2)狐の鳴く声を表す語。 (3)咳をする時の声を表す語。 (4)雪や雹(アラレ)がしきりに降るさまを表す語。「―と大降りになり出した往来の雪/星座(武郎)」 ■二■ (名) 狐のこと。「―さま」

こん-ごん 【金銀】🔗🔉

こん-ごん 【金銀】 〔「こん」「ごん」ともに呉音〕 金(キン)と銀(ギン)。きんぎん。「―瑠璃の大殿を造り磨き/宇津保(吹上・上)」

ごん-ごん [1] (副)🔗🔉

ごん-ごん [1] (副) (「と」を伴うこともある)固くてやや重いものが連続して当たる時の鈍い音を表す語。「―(と)鐘の音が聞こえる」

こんこん-ちき [3]🔗🔉

こんこん-ちき [3] (1)狐のこと。こんきち。 (2)意を強めたり茶化したりする言葉。「当然至極の―さ」「あの大馬鹿の―めが」 (3)ばか囃子・里神楽などの音を表す語。

大辞林 ページ 144626