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さえ-にん サヘ― 【支人】🔗🔉

さえ-にん サヘ― 【支人】 けんかや口論などの仲裁人。さえびと。「―踏んだは堪忍せぬ/浄瑠璃・生玉心中(上)」

ざえ-の-おのこ ―ヲノコ 【才の男】🔗🔉

ざえ-の-おのこ ―ヲノコ 【才の男】 神楽(カグラ)の楽人・舞人。猿楽芸を得意とする者で,宮中の神楽などに召され,採物(トリモノ)のあとの酒宴に才を披露した。ざえのおとこ。

さえ-の-かみ サヘ― [3] 【障の神・塞の神・道祖神】🔗🔉

さえ-の-かみ サヘ― [3] 【障の神・塞の神・道祖神】 悪霊の侵入を防ぐため村境・峠・辻などにまつられる神。旅の安全を守る神。また,生殖の神,縁結びの神ともする。さいのかみ。どうそじん。

さえのかみ-ば サヘ― 【道祖神場】🔗🔉

さえのかみ-ば サヘ― 【道祖神場】 ⇒どんど場(バ)

さえ-まさ・る 【冴え勝る】 (動ラ四)🔗🔉

さえ-まさ・る 【冴え勝る】 (動ラ四) (1)冷たさがまさってくる。「ひとりぬる我が衣手ぞ―・りける/古今(恋二)」 (2)いっそう冴えてくる。澄み渡る。「あまの川瀬は氷るらむ月の光の―・るかな/千載(秋上)」

さえ-も サヘ― (連語)🔗🔉

さえ-も サヘ― (連語) 〔副助詞「さへ」に係助詞「も」が付いたもの〕 さらにつけ加わる意を表す。…までも。「ことならば言の葉―消えななむ見れば涙のたぎまさりけり/古今(哀傷)」

さ-えもん ―モン [0] 【左衛門】🔗🔉

さ-えもんモン [0] 【左衛門】 (1)「左衛門督」の略。 (2)「左衛門府」の略。 (3)「土左衛門」の略。水死者の俗称。「供奉は皆―となる壇の浦/柳多留 102」

さえもん-の-かみ ―モン― 【左衛門督】🔗🔉

さえもん-の-かみモン― 【左衛門督】 左衛門府の長官。

さえもん-の-じん ―モン―ヂン 【左衛門の陣】🔗🔉

さえもん-の-じんモン―ヂン 【左衛門の陣】 左衛門府の武官の詰め所。また,建春門の異名。

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