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さか・う サカフ 【逆ふ】🔗🔉

さか・う サカフ 【逆ふ】 ■一■ (動ハ四) (1)さからう。従わない。「イツモ人ノ言葉ニ―・ウ人ヂャ/日葡」 (2)てむかう。「これは(=今負ケタノハ)誤ち也。今一度―・ふべし/著聞 10」 (3)快く受けいれられない。ひっかかる。「忠言耳ニ―・イ,良薬口ニ苦シ/天草本金句集」 ■二■ (動ハ下二) (1)さかだてる。「身に鱗(イロコ)を―・へて土石その身の内に入ることあり/法華義疏(長保四年点)」 (2)さからう。「片言(ヘンゲン)耳に―・ふれば公卿といへどもこれをからむ/平家 4」

さか・う サカフ 【境ふ】 (動ハ四)🔗🔉

さか・う サカフ 【境ふ】 (動ハ四) 境界をつける。区切る。「大君の―・ひたまふと山守置き守(モ)るといふ山/万葉 950」

さか・う サカフ 【栄ふ】 (動ハ下二)🔗🔉

さか・う サカフ 【栄ふ】 (動ハ下二) 〔ヤ行下二段活用の「さかゆ」がハ行に活用したもの。中世以降の語〕 「さかえる」に同じ。「千世かけて―・ふる御代こそめでたけれ/狂言・松楪」

さか-うえ ―ウヘ [0] 【坂上】🔗🔉

さか-うえ ―ウヘ [0] 【坂上】 坂の高い方の部分。また,坂を上り切ったあたり。 ⇔坂下

さか-うち 【逆討ち】🔗🔉

さか-うち 【逆討ち】 敵を討とうとして逆に討たれること。返り討ち。「かへつて―に討たれぬと/盛衰記 46」

さか-うま [0] 【逆馬】🔗🔉

さか-うま [0] 【逆馬】 (1)後ろ向きに馬に乗ること。「敵にうしろを見えじとや思ひけん,玄光は―に乗つてぞはせたりける/平治(下)」 (2)意に反して物事が逆になってしまうこと。「若い者の悪所に遊ぶ事珍らしからず,是を折檻する事一向なる故,結句―になりて/浮世草子・好色敗毒散」 (3)将棋で,王が敵陣に入ること。入り王。入玉(ニユウギヨク)。

さか-うらみ [0][3] 【逆恨み】 (名)スル🔗🔉

さか-うらみ [0][3] 【逆恨み】 (名)スル (1)恨みに思う人から,逆に恨まれること。「―を受ける」 (2)好意を曲解して相手を恨むこと。「忠告したらかえって―された」

さかえ [2][0] 【栄え】🔗🔉

さかえ [2][0] 【栄え】 さかえること。繁栄。栄華。「悪徳の―」

大辞林 ページ 144821