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さかさま-ごと 【逆様言】🔗🔉

さかさま-ごと 【逆様言】 こちらが言いたいことなのに,逆に言いがかりをつけてくること。「はては言はむことのなさにやあらむ,―ぞある/蜻蛉(下)」

さかさま-ごと 【逆様事】🔗🔉

さかさま-ごと 【逆様事】 親より先に子が死ぬこと。さかさごと。「浮世に長うも居ぬ己(オレ)に―など見せてたもんな/浄瑠璃・桂川」

さかさま-の-つみ 【逆様の罪】🔗🔉

さかさま-の-つみ 【逆様の罪】 主君・親・師・恩人などにそむく罪。逆罪(ギヤクザイ)。「いみじからむ―ありとも,この人びとをばおぼしゆるすべきなり/大鏡(師輔)」

さかさま-の-わかれ 【逆様の別れ】🔗🔉

さかさま-の-わかれ 【逆様の別れ】 親に先立って子が死ぬこと。さかさわかれ。

さか・し 【賢し】 (形シク)🔗🔉

さか・し 【賢し】 (形シク) ⇒さかしい

さが・し 【嶮し・険し】 (形シク)🔗🔉

さが・し 【嶮し・険し】 (形シク) (1)けわしい。嶮岨(ケンソ)だ。「高くして―・しく,草木生ひず/肥前風土記」 (2)あぶない。「この葛城の神こそ―・しうしおきたれ/源氏(夕顔)」

さがし-あぐ・ねる [6] 【捜し倦ねる】 (動ナ下一)🔗🔉

さがし-あぐ・ねる [6] 【捜し倦ねる】 (動ナ下一) 捜しても見つからなくて,困り果てる。さがしあぐむ。「知人の家を―・ねる」

さがし-あ・てる [5] 【探し当てる・捜し当てる】 (動タ下一)[文]タ下二 さがしあ・つ🔗🔉

さがし-あ・てる [5] 【探し当てる・捜し当てる】 (動タ下一)[文]タ下二 さがしあ・つ ほうぼうさがして目的の物をうまく見つけ出す。「番地を頼りに友人の家を―・てた」

さかし・い [3] 【賢しい】 (形)[文]シク さか・し🔗🔉

さかし・い [3] 【賢しい】 (形)[文]シク さか・し (1)かしこい。利口だ。「それが―・い生き方というものなのだろう」 (2)小利口で,なまいきだ。こざかしい。「へんに―・いところが人に嫌われる」 (3)盛んである。栄えている。「斑鳩のなみきの宮にたてし憲法(ノリ)今の―・しき御代にあふかな/日本紀竟宴和歌」 (4)気が強い。勇ましい。心がしっかりしている。「中に心―・しき者,念じて射むとすれども/竹取」 (5)すぐれている。巧みだ。じょうずだ。「ことひとびとのもありけれど,―・しきもなかるべし/土左」 (6)健康だ。じょうぶだ。「をのが―・しからむときこそ,いかでもいかでもものしたまはめ/蜻蛉(上)」 [派生] ――げ(形動)

大辞林 ページ 144827