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さくらがり 【桜狩】🔗🔉

さくらがり 【桜狩】 (1)箏曲(ソウキヨク)の一。文化年間(1804-1818)山田検校(ケンギヨウ)作曲。平調子。作詞は越前家の息女という。 (2)長唄の一。1857年二世芳村孝次郎または一〇世杵屋(キネヤ)六左衛門作曲。

さくらがわ サクラガハ 【桜川】🔗🔉

さくらがわ サクラガハ 【桜川】 江戸後期に興った吉原の幇間(ホウカン)の苗字。戯作者桜川慈悲成(ジヒナリ)の門弟甚好(ジンコウ)・善好(ゼンコウ)が幇間として名乗る。のち一派をなして幇間といえば桜川をさすようになった。

さくらがわ-じひなり サクラガハ― 【桜川慈悲成】🔗🔉

さくらがわ-じひなり サクラガハ― 【桜川慈悲成】 (1762-1833) 江戸後期の戯作者・落語家。本名,八尾大助(大五郎とも)。通称,錺屋(カザリヤ)大五郎。茶道・絵画などにも通じ多芸多才。烏亭焉馬(ウテイエンバ)とともに,落語中興の功労者。咄本「延命養談数」,黄表紙「天筆阿房楽」など。

さくらがわ ―ガハ 【桜川】🔗🔉

さくらがわ ―ガハ 【桜川】 能の一。四番目物。世阿弥作か。貧窮のため身を売った桜子(サクラゴ)は,三年の後,物狂いとなって子を尋ねる母に常陸(ヒタチ)国桜川のほとりで再会する。

さくらぎ-ちょう ―チヤウ 【桜木町】🔗🔉

さくらぎ-ちょう ―チヤウ 【桜木町】 横浜市中区と西区にまたがる細長い地区。桜木町駅は日本最初の横浜駅にあたる。

さくらぎみんでん 【佐倉義民伝】🔗🔉

さくらぎみんでん 【佐倉義民伝】 下総(シモウサ)国佐倉の木内惣五郎の直訴事件を脚色した歌舞伎・浄瑠璃の総称。三世瀬川如皐(ジヨコウ)作「東山桜荘子(ヒガシヤマサクラソウシ)」,三世桜田治助・河竹黙阿弥作「桜荘子後日文談」など。 →佐倉惣五郎

さく-らく [0] 【錯落】 (ト|タル)[文]形動タリ🔗🔉

さく-らく [0] 【錯落】 (ト|タル)[文]形動タリ 入りまじるさま。錯雑。「熔巌の塊―として途に横る/即興詩人(鴎外)」

さくらさくら🔗🔉

さくらさくら 歌曲。作詞者不明。原曲は近世の箏曲。1888年(明治21)刊の「箏曲集」に発表。「さくらさくら弥生の空は…」

さくら-じま 【桜島】🔗🔉

さくら-じま 【桜島】 鹿児島市街の沖合3キロメートル,鹿児島湾にある火山島。1914年(大正3)の大噴火で大隅半島と陸続きになる。南岳(海抜1040メートル)は現在も噴火を繰り返し,噴煙を上げて周辺に火山灰の被害を与えている。桜島大根を特産。

大辞林 ページ 144894