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ささがに-の 【細蟹の】 (枕詞)🔗🔉

ささがに-の 【細蟹の】 (枕詞) 「蜘蛛(クモ)」「いと」「い」「いづこ」「いかに」などにかかる。ささがねの。「わがせこがくべき宵なり―くものふるまひかねてしるしも/古今(恋四)」

ささがに-ひめ 【細蟹姫】🔗🔉

ささがに-ひめ 【細蟹姫】 〔クモが糸をかけることから〕 織女姫。たなばた姫。

ささがね-の (枕詞)🔗🔉

ささがね-の (枕詞) 「ささがにの」に同じ。「我が夫子(セコ)が来べきよひなり―蜘蛛の行ひこよひ著しも/日本書紀(允恭)」 〔「ささがね」も「ささがに」と同じく,クモの異名とし,クモにかかる枕詞と考えられてきたが,日本書紀の例は笹の根にいるクモと解する説もある〕

ささ-かまぼこ [3] 【笹蒲鉾】🔗🔉

ささ-かまぼこ [3] 【笹蒲鉾】 笹の葉の形に似せてつくった蒲鉾。仙台の名産。

ささ-がや [2] 【笹萱】🔗🔉

ささ-がや [2] 【笹萱】 イネ科の一年草。各地の林や藪(ヤブ)に群生する。茎は細く,高さ20〜70センチメートルで,よく分枝する。夏から秋,枝頂の花序に小穂をまばらにつける。

ささ-がれい ―ガレヒ [3] 【笹鰈】🔗🔉

ささ-がれい ―ガレヒ [3] 【笹鰈】 ヤナギムシガレイの異名。

ささかわ ササカハ 【笹川】🔗🔉

ささかわ ササカハ 【笹川】 姓氏の一。

ささかわ-りんぷう ササカハ― 【笹川臨風】🔗🔉

ささかわ-りんぷう ササカハ― 【笹川臨風】 (1870-1949) 歴史家・俳人。本名,種郎。東京神田生まれ。東大卒。「帝国文学」の編集に携わる。また,江戸文学・江戸美術を研究。著「近世文芸史」「日本絵画史」など。

ささがわ-の-しげぞう ササガハ―シゲザウ 【笹川繁蔵】🔗🔉

ささがわ-の-しげぞう ササガハ―シゲザウ 【笹川繁蔵】 (1810?-1847) 江戸後期の博徒。下総(シモウサ)国香取郡笹川の住人。飯岡助五郎と利根川沿岸の縄張りを争い殺された。 →天保水滸伝(テンポウスイコデン)

ささき 【佐佐木・佐々木】🔗🔉

ささき 【佐佐木・佐々木】 姓氏の一。

ささき-きぜん 【佐々木喜善】🔗🔉

ささき-きぜん 【佐々木喜善】 (1886-1932) 民俗学者。岩手県生まれ。早大中退。柳田国男に師事し,「遠野物語」の話者となった。以後,東北地方の民間伝承を収集。主著「東奥異聞」「聴耳草紙」

大辞林 ページ 144918