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ざざ-むし [2] 【ざざ虫】🔗🔉

ざざ-むし [2] 【ざざ虫】 長野県で,トビケラ・カワゲラなど水生昆虫の幼虫の総称。釣り餌(エ)にするほか佃煮にして食べる。かわむし。

ささめ 【私語】🔗🔉

ささめ 【私語】 〔「さざめ」とも〕 「ささめごと」の略。「夜半の―にたきしめし,とめ木の薫りうすくとも/浄瑠璃・五人兄弟」

ささめ-ごと [0][3] 【私語】🔗🔉

ささめ-ごと [0][3] 【私語】 (1)他人に聞こえぬように小声で話す話。内緒話。ひそひそ話。さざめごと。 (2)男女間のむつごと。

ささめ 【莎草】🔗🔉

ささめ 【莎草】 茅(チガヤ)に似たしなやかな草。葉を編んで,蓑(ミノ)・蓆(ムシロ)などを作ったという。「朝まだき露をさながら―かる賤が袖だにかくは濡れじを/千載(恋二)」

さざ-めか・す [4] (動サ五[四])🔗🔉

さざ-めか・す [4] (動サ五[四]) 〔古くは「ざざめかす」〕 (1)ざわざわさせる。ざわつかせる。「艦は金波銀波を―・して/不如帰(蘆花)」 (2)はなやかにする。飾りたてる。「御輿十挺ばかり遣り続け,―・いて清水詣ありけり/御伽草子・美人くらべ」

ささ-めき [0][4] 【私語】🔗🔉

ささ-めき [0][4] 【私語】 ささめくこと。また,その声。「恋の―」

ささめき-ごと [0] 【私語】🔗🔉

ささめき-ごと [0] 【私語】 ひそひそ話。ささめごと。

さざ-めき [0][4]🔗🔉

さざ-めき [0][4] さざめくこと。また,その声や音。ざわめき。「祭りの―」

ささ-め・く [3] (動カ五[四])🔗🔉

ささ-め・く [3] (動カ五[四]) 〔「ささ」は擬声語〕 (1)小声でひそひそと話す。ささやく。「人々の―・く声が聞こえる」 (2)ひそかにうわさをする。「ありがたき世語りにそ―・きける/源氏(真木柱)」

さざ-め・く [3] (動カ五[四])🔗🔉

さざ-め・く [3] (動カ五[四]) 〔古くは「ざざめく」で,「ざざ」は擬声語〕 (1)大声をあげて騒ぐ。にぎやかに話す。ざわめく。さんざめく。「笑い―・く」 (2)ざわざわと音を立てる。ざわめく。「林が風に―・く」

ささめごと🔗🔉

ささめごと 連歌論書。二巻。心敬著。1463〜64年成立。和歌連歌同一論・疎句重視・冷え寂び論などを優美な筆致で述べる。世阿弥の能楽論とともに中世評論の代表的作品。

大辞林 ページ 144927