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ざ-す [1] 【座州・坐洲】🔗⭐🔉
ざ-す [1] 【座州・坐洲】
船が州に乗り上げて動けなくなること。
ざ-す [1] 【座主】🔗⭐🔉
ざ-す [1] 【座主】
〔もと中国では,高僧の敬称〕
延暦寺・金剛峰寺・醍醐寺などの大寺で,寺務を総括する最高位の僧。一般には延暦寺の天台座主をさす。明治以前は官命,以後は宗派・寺院内部の決定による。
ざ・す [1] 【座す・坐す】🔗⭐🔉
ざ・す [1] 【座す・坐す】
■一■ (動サ五)
〔サ変動詞「座する」の五段化〕
「ざする(座)」に同じ。「石の上に三年も―・す」
■二■ (動サ変)
⇒ざする
ざ・す (動サ特活)🔗⭐🔉
ざ・す (動サ特活)
〔「ざんす」の転。江戸の遊里語〕
補助動詞として用いる。「ある」の意の丁寧語。であります。でございます。「たしかつれがあるやうで―・す/洒落本・白狐通」
〔活用は動詞「ざんす」に同じ〕
ざす (助動)🔗⭐🔉
ざす (助動)
〔「ざんす」の転。江戸の遊里語〕
体言およびそれに準ずる語に付く。「だ」の意の丁寧語。です。でございます。「『薄舞さんへ』『なん〈ざす〉』/洒落本・遊遷窟烟之花」
〔活用は助動詞「ざんす」に同じ〕
ざ-すい [0] 【座睡・坐睡】 (名)スル🔗⭐🔉
ざ-すい [0] 【座睡・坐睡】 (名)スル
いねむりすること。「壁に倚(モタ)れて―する丈(ダケ)だ/門(漱石)」
さす-が [0] 【刺刀】🔗⭐🔉
さす-が [0] 【刺刀】
(1)腰に差す短刀。腰刀。「六郎殿の―は蝦夷(エゾ)の突き折れ/田植草紙」
(2)細工用の小刀。
さす-が [0] 【刺鉄】🔗⭐🔉
さす-が [0] 【刺鉄】
具(カコ)についている,釘(クギ)形の止め金。鐙(アブミ)や革帯の金具として用いた。
具(カコ)についている,釘(クギ)形の止め金。鐙(アブミ)や革帯の金具として用いた。
さすが [0] 【流石】🔗⭐🔉
さすが [0] 【流石】
■一■ (副)
(1)(先行の内容を認めながらも,それと矛盾することをいうのに用いて)そうはいうもののやはり。とはいうもののしかし。「離れていても,―心は通じている」
(2)(以前から考えられていた内容を肯定し強調するために用いて)予想どおりに。期待にたがわず。「―千両役者だ」
(3)(「さすがの…も」の形で)定評のある。あれほどの。さしもの。「―の名選手も年齢には勝てない」
■二■ (形動ナリ)
先行の内容をそのまま肯定するわけにはいかない状態を表す。そうもいかない。そうとばかりいえない。「あはじともいはざりける女の,―なりける(=ソウカトイッテ会ウワケデモナイ女)がもとにいひやりける/伊勢 25」「心憂しと思へど,かく思し出でたるも―にて(=困ッタトハイッテモ思イ出シテクレタノモウレシクテ)/源氏(夕顔)」
〔副詞「さ」,サ変動詞「ず」,接続助詞「がに」が熟合した「さすがに」から「に」が脱落したもの。「さすがに」は平安時代以後,上代語「しかすがに」にとってかわったもので,本来副詞であるが,「に」を活用語尾として形容動詞としても用いられるとともに,「に」を脱落することもあった。■一■(1)が原義であるが,中世以降■一■(2)の意でも用いられた。「流石」は中世以降の当て字で,晋の孫楚の「枕流漱石」についての故事を,さすがにうまいこじつけだとしたところからといわれる〕
→しかすがに
大辞林 ページ 144974。