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さ-やく [1][0] 【鎖鑰】🔗🔉

さ-やく [1][0] 【鎖鑰】 (1)錠(ジヨウ)と鍵(カギ)。 (2)門や戸のしまり。戸じまり。 (3)重要な場所。外敵の侵入を防ぐ要地。

さや・ぐ (動ガ四)🔗🔉

さや・ぐ (動ガ四) 〔擬声語「さや」の動詞化〕 (1)さやさやと音を立てる。「葦辺なる荻の葉―・ぎ/万葉 2134」 (2)さわぐ。「水穂の国はいたく―・ぎてありなり/古事記(上)」

ざ-やく 【座役】🔗🔉

ざ-やく 【座役】 中世,販売の独占や関銭の免除などの特権を与えられる代わりに,本所である幕府・領主・寺社などから座に課せられた労役奉仕や市座銭などの課役。

ざ-やく [0] 【座薬・坐薬】🔗🔉

ざ-やく [0] 【座薬・坐薬】 ⇒座剤(ザザイ)

さや-ぐち [2] 【鞘口】🔗🔉

さや-ぐち [2] 【鞘口】 (1)刀の鞘の,鍔(ツバ)を受ける部分。鯉口(コイグチ)。 (2)本心を隠した,表面だけの口上。「真剣の勝負せん待つて居れ盛治と,上は立派な―に/浄瑠璃・雪女」

さや-ぐみ [0] 【鞘組】🔗🔉

さや-ぐみ [0] 【鞘組】 土蔵・石蔵などで,塗り込めた屋根の上にさらに屋根を葺(フ)く場合,初めの屋根の上に置く合掌組みの構造物。防火・断熱・雨仕舞のためのもの。

さや-け・し 【明けし・清けし】 (形ク)🔗🔉

さや-け・し 【明けし・清けし】 (形ク) (1)気候はさわやかで大気は清澄,万物は見た目にもはっきりしている。あざやかである。[季]秋。「月影―・く,空の色青く/即興詩人(鴎外)」「さえわたる池の鏡の―・きに/源氏(賢木)」 (2)音が高く澄んでいる。響きがさえている。「行く水の音も―・く/万葉 4003」 (3)清い。いさぎよい。「古(イニシエ)ゆ―・く負ひて来にしその名そ/万葉 4467」 [派生] ――さ(名)

さや-さや [1] (副)🔗🔉

さや-さや [1] (副) 〔「さや」は擬声語〕 物が軽く触れ合って鳴る音を表す語。「細い梢が―と/日本北アルプス縦断記(烏水)」

さや-し [2] 【鞘師】🔗🔉

さや-し [2] 【鞘師】 刀の鞘を作る職人。

さや-じり [4][0] 【鞘尻】🔗🔉

さや-じり [4][0] 【鞘尻】 刀の鞘の末端。鐺(コジリ)。

大辞林 ページ 145090