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――の尻(シリ)笑い🔗🔉

――の尻(シリ)笑い 自分のことを省みずに,他人の欠点をあざわらうことのたとえ。

――も木から落ちる🔗🔉

――も木から落ちる 木登りの上手なはずの猿も,時には失敗して落ちる意。その道に長じた者も,時には失敗することがあるというたとえ。弘法(コウボウ)も筆の誤り。上手の手から水が漏れる。

さ・る [1] 【去る・避る】 (動ラ五[四])🔗🔉

さ・る [1] 【去る・避る】 (動ラ五[四]) □一□(自動詞) (1)今までいた場所・地位を離れる。「故郷を―・るのは忍びない」「三〇年勤めた会社を―・る」「社長の職を―・る」「台風が―・ったあとの青空」 (2)ある時期が過ぎる。過ぎ去る。「夏が―・って秋になる」「私の青春はもう―・ってしまった」 (3)ある状態・事態がなくなる。「危険は―・った」「一難―・ってまた一難」「痛みが―・らない」 (4)へだたる。(ア)空間的に,ある場所から遠くへだたっている。距離がある。「都を―・ること二百里」「理想を―・ることはなはだしい」(イ)時間的に,ある時点から過去へさかのぼる。「今を―・ること三百年」 →去る(連体) (5)(サ変動詞の連用形に付いて)すっかり…する。「無視し―・る」 (6)(季節や時を表す語について)ある季節・時期になる。「秋―・らば黄葉(モミチ)の時に春―・らば花の盛りに/万葉 3993」 →夕さる (7)進行する。変化する。「たとひ時移り事―・り/古今(仮名序)」 □二□(他動詞) (1)遠ざける。しりぞける。なくなす。「俗念を―・る」「迷いを―・る」 (2)妻を離縁する。「妻を―・る」「―・られるのは女の恥だのって/化銀杏(鏡花)」 (3)避ける。よける。「道も―・りあへず花ぞ散りける/古今(春)」 (4)辞退する。ことわる。「いとことに―・り聞え給へるを/源氏(紅葉賀)」 (5)連歌や連句で,句をへだてる。 →去らず [慣用] 世を―

大辞林 ページ 145117