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さる-まつ 【猿松】🔗⭐🔉
さる-まつ 【猿松】
(1)猿の擬人名。えて公。「やあ,駒若ぢやない,こりや―/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
(2)浅慮な人,いたずらをする人,口うるさい人などをののしっていう語。「この―めらは何ぬかしやあがる/滑稽本・膝栗毛 8」
さる-まなこ [3] 【猿眼】🔗⭐🔉
さる-まなこ [3] 【猿眼】
猿の目のように,大きく,くぼんだ目。「奴(ヤツコ)は―を晃(キラメ)かして/義血侠血(鏡花)」
さる-まね [0] 【猿真似】 (名)スル🔗⭐🔉
さる-まね [0] 【猿真似】 (名)スル
猿が人の動作をまねるように,他人のすることの表面だけまねること。
さる-まめ [0] 【猿豆】🔗⭐🔉
さる-まめ [0] 【猿豆】
ユリ科の落葉小低木。山地に自生。サルトリイバラに似るが茎にとげがほとんどない。五月頃,淡黄緑色の小花を開く。果実は球形で赤く熟す。
さるまる-だゆう ―ダイフ 【猿丸大夫】🔗⭐🔉
さるまる-だゆう ―ダイフ 【猿丸大夫】
平安前期の伝説的歌人。三十六歌仙の一人。古今集の真名序にその名が見える。家集「猿丸大夫集」は大部分が古今集・万葉集の読人知らずの歌である。
さる-まわし ―マハシ [3] 【猿回し】🔗⭐🔉
さる-まわし ―マハシ [3] 【猿回し】
猿を使って種々の芸をさせ,金銭をもらい受ける大道芸。主として正月,門付(カドヅケ)や辻芸をしながら町々を巡り歩いた。さるかい。さるつかい。さるひき。[季]新年。《物思へば猿よりやせて―/内藤鳴雪》
猿回し
[図]
[図]
さるみの 【猿蓑】🔗⭐🔉
さるみの 【猿蓑】
俳諧撰集。六巻。去来・凡兆編。1691年刊。芭蕉七部集の一。発句・歌仙のほか幻住庵記・几右日記などを収める。景情融合の発句,匂付(ニオイヅ)けによる連句など,蕉風俳諧の一つの到達点を示す。
ざる-みみ [0][2] 【笊耳】🔗⭐🔉
ざる-みみ [0][2] 【笊耳】
(笊に水を入れるように)聞いたことを忘れやすいこと。また,そのような人。籠(カゴ)耳。
さる-むこいり 【猿壻入り】🔗⭐🔉
さる-むこいり 【猿壻入り】
昔話の一。異類婚姻譚。田に水を引いたので,約束どおり末娘と結婚した猿が里帰りのとき川に落ちて死ぬ。蛇婿入りに類似。
さる-め 【猿女・
女】🔗⭐🔉
さる-め 【猿女・
女】
古代,神祇官の職の一。縫殿(ヌイドノ)寮に属し,大嘗祭(ダイジヨウサイ)・鎮魂祭などの神事に神楽(カグラ)の舞を奉仕した女官。
女】
古代,神祇官の職の一。縫殿(ヌイドノ)寮に属し,大嘗祭(ダイジヨウサイ)・鎮魂祭などの神事に神楽(カグラ)の舞を奉仕した女官。
大辞林 ページ 145130。