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さるめん-かんじゃ ―クワン― [5] 【猿面冠者】🔗🔉

さるめん-かんじゃ ―クワン― [5] 【猿面冠者】 (1)猿に似た顔つきの若者。 (2)豊臣秀吉の若い頃のあだな。

サルモネラ [0][3] salmonella🔗🔉

サルモネラ [0][3] salmonella 腸内細菌の一属。グラム陰性の桿菌(カンキン)で,胞子を形成せず鞭毛(ベンモウ)をもち運動する。チフス菌・パラチフス菌,食中毒の原因菌などきわめて多数の菌が含まれる。サルモネラ菌。

さる-もの 【然る物】 (連語)🔗🔉

さる-もの 【然る物】 (連語) そのとおりであること。もっともなこと。「…と人の仰せられしこそ,げに―なれ/徒然 19」

――にて🔗🔉

――にて (1)言うまでもないことで。「わざとの御学問は―,琴笛の音にも雲井を響かし/源氏(桐壺)」 (2)一応そのとおりだが,それはともかくとして。「もののあはれは秋こそまされ,と人ごとに言ふめれど,それも―今ひときは心も浮き立つものは春の気色にこそあめれ/徒然 19」

さる-もの 【然る者】 (連語)🔗🔉

さる-もの 【然る者】 (連語) (1)したたか者。抜け目のない者。油断のならない者。「敵も―」「志丈も中々―ゆゑ/怪談牡丹灯籠(円朝)」 (2)ある地位・才能などがあり軽視できない人。「―にしなして,長く見るやうも侍りなまし/源氏(帚木)」

さる-やま [0] 【猿山】🔗🔉

さる-やま [0] 【猿山】 動物園などで,猿の遊び場としてコンクリートなどで造ってある山。

さる-よう 【然る様】 (連語)🔗🔉

さる-よう 【然る様】 (連語) しかるべき事情。「殿は―ありて/源氏(浮舟)」

さる-りこう 【猿利口】🔗🔉

さる-りこう 【猿利口】 こざかしいこと。「いつたい―にて,手のはやきものなれば/滑稽本・続膝栗毛」

さるわか [0][2] 【猿若】🔗🔉

さるわか [0][2] 【猿若】 (1)初期歌舞伎において,滑稽な演技や雄弁術などを演じた役柄。また,その演技者。道化方の前身。 (2){(1)}を主人公とした演目。猿若座の家狂言として伝わる台本のほか,数種の曲名が伝わる。 (3)初世中村勘三郎の前姓。 (4)滑稽な演技をして歩く大道芸人。 (5)民俗芸能における道化役。

さるわか-ざ 【猿若座】🔗🔉

さるわか-ざ 【猿若座】 江戸の歌舞伎劇場。江戸三座の筆頭,中村座の前身。1624年猿若勘三郎が中橋南地に創建。

大辞林 ページ 145131