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さんかい-せいだん [5] 【散開星団】🔗🔉

さんかい-せいだん [5] 【散開星団】 星団のうち,恒星の密集部がまばらなもの。銀河系の円盤部にあり,約一〇〇〇個が知られる。牡牛座のプレアデス(昴(スバル))やヒヤデスなど。銀河星団。

さん-がい 【三界】🔗🔉

さん-がい 【三界】 ■一■ [0][1] (名) (1)〔仏〕 心をもつものの存在する欲界・色界・無色界の三つの世界。仏以外の全世界。三有(サンウ)。「―広しといへども五尺の身置き所なし/平家 3」 (2)「三千大千世界」の略。 ■二■ (接尾) (1)地名に付いて,遠く離れた所の意を表す。くんだり。「江戸―」「西東(ニシヒガシ)の神田―にやあおらああるめえとおもふぜ/安愚楽鍋(魯文)」「いかにいたづらすればとていつの便宜に唐―/浄瑠璃・国性爺合戦」 (2)名詞に付いて,その意味を強める。「茶は土瓶で拵へりや一日―余る/滑稽本・浮世風呂 4」

――に家(イエ)な・し🔗🔉

――に家(イエ)な・し どこにも安住の家がない。 →女(オンナ)三界に家なし(「女」の句項目)

――の火宅(カタク)🔗🔉

――の火宅(カタク) 〔法華経(譬喩品)「三界無安,猶如火宅」〕 苦悩の絶えない人間界を煩悩(ボンノウ)の火に焼かれる家にたとえた語。

――の首枷(クビカセ)🔗🔉

――の首枷(クビカセ) この世の苦悩から逃れることを妨げるもの。「子は―」

さんがい-いっしん [5] 【三界一心】🔗🔉

さんがい-いっしん [5] 【三界一心】 〔仏〕 三界はすべて心に映る現象で,人間の心の中以外に三界はないということ。

さんがい-むあん [5] 【三界無安】🔗🔉

さんがい-むあん [5] 【三界無安】 〔法華経(譬喩品)〕 どこにも安住できる所がないこと。 →三界の火宅

さんがい-ゆいいっしん [7] 【三界唯一心】🔗🔉

さんがい-ゆいいっしん [7] 【三界唯一心】 〔仏〕 三界のすべての現象は心によってのみ存在し,また,心のつくり出したものであるということ。三界唯心。

さんがい-るてん [0] 【三界流転】🔗🔉

さんがい-るてん [0] 【三界流転】 〔仏〕 三界を生まれ変わって流転すること。

さん-がい [0] 【三階】🔗🔉

さん-がい [0] 【三階】 (1)建物で,地上の一番下の階から数えて三番目の階。 (2)〔奥の三階にあったので〕 芝居の楽屋で,下級俳優のいる大部屋。また,下級俳優。

大辞林 ページ 145161