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さん-ねつ [0] 【三熱】🔗🔉

さん-ねつ [0] 【三熱】 〔仏〕 畜生道で,竜・蛇が受ける三つの苦しみ。熱風に骨肉を焼かれること,悪風に居所や衣服を奪われること,金翅鳥(コンジチヨウ)に食われること。

さん-ねん [0] 【三年】🔗🔉

さん-ねん [0] 【三年】 三年間。みとせ。また,長い年月。「石の上にも―」

――飛ばず鳴かず🔗🔉

――飛ばず鳴かず 将来の活躍を期してじっと機会を待っていること。 〔楚の荘王が三年間酒色に耽って政治を顧みないのを臣下が諫(イサ)めると,王は「飛べば天まで上がり,鳴けば必ず人を驚かすだろう」と答えたという「史記(楚世家)」などの故事から〕

さんねん-き [3] 【三年忌】🔗🔉

さんねん-き [3] 【三年忌】 「三回忌」に同じ。

さんねん-ざか [3] 【三年坂】🔗🔉

さんねん-ざか [3] 【三年坂】 転ぶと三年以内に死ぬという迷信のある坂。東京芝高輪(タカナワ)・京都清水寺などにある。

さんねん-だけ [3] 【三年竹】🔗🔉

さんねん-だけ [3] 【三年竹】 生え出て三年目の竹。矢竹にするには三年目に切るのがよいという。

さんねん-の-も 【三年の喪】🔗🔉

さんねん-の-も 【三年の喪】 昔,中国で父母の喪。

さんねん-ふさがり [5] 【三年塞り】🔗🔉

さんねん-ふさがり [5] 【三年塞り】 暦注で,大将軍の方位。また,しばらく開運の見込みがないこと。

さんねん-みそ [5] 【三年味噌】🔗🔉

さんねん-みそ [5] 【三年味噌】 仕込んで三年目の味噌。熟成して,うまくなった味噌。

さんねん-みつき [5] 【三年三月】🔗🔉

さんねん-みつき [5] 【三年三月】 長い年月にたとえていう語。「酒屋の門に―お立ちあそばさいでも,あがらぬ酒には酔はぬ道理/滑稽本・浮世床 2」

ざん-ねん [0] 【残年】🔗🔉

ざん-ねん [0] 【残年】 残りの生命。余命。

ざん-ねん [3] 【残念】 (形動)[文]ナリ🔗🔉

ざん-ねん [3] 【残念】 (形動)[文]ナリ (1)満足できなくて,心残りがする・こと(さま)。「―ですが紙数が尽きました」「お会いできず―です」 (2)悔しく思う・こと(さま)。「試合で弟に負けて―だった」 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――さ(名)

――閔子騫(ビンシケン)🔗🔉

――閔子騫(ビンシケン) 「残念」をしゃれていう語。「残念」をその音が似ているところから孔門の「顔淵(ガンエン)」にかけ,同門の閔子騫と続けたもの。「是は―/洒落本・辰巳之園」

大辞林 ページ 145282