複数辞典一括検索+

さんぶ-かなしょう ―カナセウ 【三部仮名鈔】🔗🔉

さんぶ-かなしょう ―カナセウ 【三部仮名鈔】 鎌倉時代の僧向阿の著した「帰命本願鈔」「西要鈔」「父子相迎鈔」の総称。浄土宗の教義を説く。

さんぶ-きょう ―キヤウ [0] 【三部経】🔗🔉

さんぶ-きょう ―キヤウ [0] 【三部経】 相互に密接な関係をもつとされる三つの経典。法華三部経(法華経・無量義経・観普賢経),大日三部経(大日経・金剛頂経・蘇悉地経),浄土三部経(無量寿経・観無量寿経・阿弥陀経),鎮護国家三部経(法華経・仁王経・金光明経),弥勒三部経(仏説観弥勒菩薩上生兜率天経・仏説弥勒下生経・仏説弥勒大成仏経)など。

さんぶ-けいしき [4] 【三部形式】🔗🔉

さんぶ-けいしき [4] 【三部形式】 最も基礎的な音楽形式の一。八小節を一単位とする三つの楽節によって構成され,A(呈示)― B(対照)― A(再現)の形をとる。三部分形式。

さんぶ-さく [3] 【三部作】🔗🔉

さんぶ-さく [3] 【三部作】 独立していながら相互に関連し合い,一つのまとまりをなす三つの作品。漱石の「三四郎」「それから」「門」や,「地獄編」「煉獄編」「天国編」より成るダンテの「神曲」など。

さんぶ-しんとう ―タウ [4] 【三部神道】🔗🔉

さんぶ-しんとう ―タウ [4] 【三部神道】 唯一神道と両部神道と本迹(ホンジヤク)縁起神道をいう。三種神道。三家神道。

さんぶ-の-だいほう ―ダイホフ 【三部の大法】🔗🔉

さんぶ-の-だいほう ―ダイホフ 【三部の大法】 密教で,金剛界・胎蔵界・蘇悉地法の三部の修行。

さんぶ-の-ひきょう ―ヒキヤウ 【三部の秘経】🔗🔉

さんぶ-の-ひきょう ―ヒキヤウ 【三部の秘経】 天台密教で,大日経・金剛頂経・蘇悉地経の三部の経典。

さんぶ-の-ほんしょ 【三部の本書】🔗🔉

さんぶ-の-ほんしょ 【三部の本書】 先代旧事本紀・古事記・日本書紀の三書。唯一神道で根本経典とした。

さんぶ 【山武】🔗🔉

さんぶ 【山武】 千葉県中部,山武郡の町。下総(シモウサ)台地を占め,山武杉の産地。

さん-ぷ [1] 【三府】🔗🔉

さん-ぷ [1] 【三府】 東京府・京都府・大阪府の総称。1943年(昭和18)東京府は東京都となる。「―四十三県」

大辞林 ページ 145294