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――をする🔗🔉

――をする 調理する前の魚や野菜に塩をふりかける。塩をまぶす。

――を踏・む🔗🔉

――を踏・む 世の中に出て苦労を重ねる。「―・ませて人にしや/浄瑠璃・卯月の紅葉(中)」

しお シホ [2] 【潮・汐】🔗🔉

しお シホ [2] 【潮・汐】 (1)月および太陽の引力によって,海水が周期的に満ちたり引いたりすること。うしお。「―が満ちる」「大―」 (2)物事をするのにちょうどよい時期。しおどき。「それを―に席を立つ」「之を―に…庭の方へ走出(ハセイズ)るに/鉄仮面(涙香)」 (3)愛嬌(アイキヨウ)。「尼崎とは海近く何故にそなたは―がない/浄瑠璃・五十年忌(下)」 (4)江戸時代,大坂新町の遊女の階級で,鹿恋(カコイ)の次,影の上の位。「三五以上の月の顔,さす―影の訳もよき/浄瑠璃・寿の門松」 〔「潮」は朝のしお,「汐」は夕べのしお〕

――がさ・す🔗🔉

――がさ・す 潮が満ちてくる。上げ潮になる。

――が引・く🔗🔉

――が引・く (1)引き潮になる。 (2)(「潮が引くように」の形で)集まった人々がみるみる散っていく。

――ならぬ海(ウミ)🔗🔉

――ならぬ海(ウミ) 淡水湖。特に琵琶湖をさす。

しお シホ 【入】 (接尾)🔗🔉

しお シホ 【入】 (接尾) 助数詞。布を染めるとき,染料に浸す度数を数えるのに用いる。古くは,酒の醸造のとき,酒を醸(カ)む度数にもいう。「千―(チシオ)」「紅の八―の衣/万葉 2623」「船ごとに其の八―折の酒を盛りて/古事記(上訓)」

しお-あい シホアヒ [0][3] 【潮合(い)】🔗🔉

しお-あい シホアヒ [0][3] 【潮合(い)】 (1)潮の満ち引きの度合。しおどき。 (2)ちょうどよい時機。しおどき。「つい起(タチ)そそくれて―を失ひ/浮雲(四迷)」 (3)潮流がぶつかりあう所。

しお-あし シホ― [0][2] 【潮足】🔗🔉

しお-あし シホ― [0][2] 【潮足】 潮の満ち引きの速さ。

しお-あじ シホアヂ [2][0] 【塩味】🔗🔉

しお-あじ シホアヂ [2][0] 【塩味】 塩でつけた味。「―が強い」

しお-あめんぼ シホ― [3] 【塩水黽】🔗🔉

しお-あめんぼ シホ― [3] 【塩水黽】 アメンボの一種。体長約4ミリメートル。黄褐色で黒斑がある。海岸の近くにすみ,海水の流入する水路や池に見られる。本州と九州に特産するが,海岸の整備が進み,絶滅の危機にある。

大辞林 ページ 145384