複数辞典一括検索+

し-く [1] 【死句】🔗🔉

し-く [1] 【死句】 (1)仏の教えの言葉のみにとらわれていること。 (2)詩・俳諧で,言外に余情のない句。 ⇔活句(カツク)

し-く [1][2] 【死苦】🔗🔉

し-く [1][2] 【死苦】 (1)〔仏〕 四苦の一。人は死を逃れえないという苦しみ。 (2)死ぬときの苦しみ。また,死ぬほどのひどい苦しみ。

し-く [1] 【詩句】🔗🔉

し-く [1] 【詩句】 詩の一節。詩の文句。

し・く [0] 【如く・若く・及く】 (動カ五[四])🔗🔉

し・く [0] 【如く・若く・及く】 (動カ五[四]) (1)匹敵する。かなう。およぶ。多く打ち消しの語を伴って用いる。「逃げるに―・かず」「明媚争(イカデ)か画も―・かん/金色夜叉(紅葉)」 (2)追いつく。「黄泉(ヨモツクニ)に入りまして,―・きて共に語る/日本書紀(神代上訓)」 →おいしく →いしく

如くは無・し🔗🔉

如くは無・し 及ぶものはない。「油断大敵身の用心に―・し/西洋道中膝栗毛(魯文)」

し・く [0] 【敷く・布く】 (動カ五[四])🔗🔉

し・く [0] 【敷く・布く】 (動カ五[四]) (1)平らに広げて置く。「布団を―・く」「カーペットを―・く」 (2)おおうように一面に並べる。しきつめる。「砂利を―・く」 (3)下にあてがうために物を平らに置く。「座布団を―・く」「下敷きを―・いて書く」「緑なす(ハコベ)は萌えず若草も―・くによしなし/落梅集(藤村)」 (4)おさえつける。「亭主を尻に―・く」「組み―・く」 (5)広くゆきわたらせる。発布する。《布》「善政を―・く」「戒厳令を―・く」 (6)配置する。また,施設を取り付ける。敷設する。「鉄道を―・く」「陣を―・く」 (7)一面に広がる。(ア)おおうようにすき間なく散らばる。散りしく。「いつしか雪の降出でて,薄白く庭に―・けるなり/金色夜叉(紅葉)」(イ)広く満ち満ちる。「霧の―・きたる夜なりし/遠野物語(国男)」 (8)治める。統治する。「天皇(スメロキ)の―・きます国の天の下/万葉 4122」 [可能] しける [慣用] 尻に―・レールを―

し・く 【頻く】 (動カ四)🔗🔉

し・く 【頻く】 (動カ四) 繰り返し起こる。たび重なる。しきる。「今日降る雪のいや―・け吉事(ヨゴト)/万葉 4516」

大辞林 ページ 145487