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じっぺんしゃ-いっく 【十返舎一九】🔗🔉

じっぺんしゃ-いっく 【十返舎一九】 (1765-1831) 江戸後期の戯作者。本名重田貞一。駿河の人。江戸に出て武家に仕え,のち大坂に移り浄瑠璃を書くが名を成さず,江戸に戻り黄表紙・洒落本などを書き,滑稽本「東海道中膝栗毛」が大当たりし,以後多くの続編で人気を得た。式亭三馬とともに滑稽本の二大作家と称される。他に「心学時計草」など。

しっ-ぽ [3] 【尻尾】🔗🔉

しっ-ぽ [3] 【尻尾】 〔「しりお」の転〕 (1)動物の尾。しりっぽ。 (2)細長い物の,端。「たくあんの―」 (3)列の一番後ろ。しりっぽ。「行列の―につく」 (4)隠していること,ごまかしていることが人に知られる糸口。しりっぽ。

――を出・す🔗🔉

――を出・す 〔化けていたキツネやタヌキが尻尾を出して正体を見破られる意から〕 隠していたことが露顕する。化けの皮がはがれる。正体を現す。ぼろを出す。

――を掴(ツカ)・む🔗🔉

――を掴(ツカ)・む 〔化けたキツネやタヌキの尻尾を掴んで正体をあばく意から〕 他人の弱み・秘密や悪事を見抜く。

――を振・る🔗🔉

――を振・る 〔犬が,えさをくれる人に尾を振るところから〕 こびへつらう。「権力者に―・る」

――を巻・く🔗🔉

――を巻・く 負けたことを認める態度をとる。降参する。「―・いて逃げ出す」

しっぽ-ごけ [3] 【尻尾蘚】🔗🔉

しっぽ-ごけ [3] 【尻尾蘚】 シッポゴケ科のコケ植物。茎頂に胞子を形成する2〜3センチメートルの(サク)をつける。の頂部には長いくちばし状の突起がある。

じつ-ほ 【日🔗🔉

じつ-ほ 【日】 日暮れ。夕方。「朝天より―にいたらざらん一座は,心にくくも侍らず/ささめごと」

じ-つぼ ヂ― [1] 【地坪】🔗🔉

じ-つぼ ヂ― [1] 【地坪】 (建坪に対して)地面の坪数。

じつ-ぼ [0] 【日暮】🔗🔉

じつ-ぼ [0] 【日暮】 日ぐれ。夕方。

じつ-ぼ [1][0] 【実母】🔗🔉

じつ-ぼ [1][0] 【実母】 (1)(義母・養母・継母に対して)自分を産んだ母親。実の母。 (2)「実母散」の略。

じつぼ-さん [0] 【実母散】🔗🔉

じつぼ-さん [0] 【実母散】 江戸時代,中橋の木谷藤兵衛が売り出して以来,広く用いられてきた婦人病専門の民間薬。

大辞林 ページ 145763