しに-かけ [0] 【死に掛け】 今にも死のうとしている時・状態。瀕死(ヒンシ)。「―の重病人」

しに-かた [0] 【死に方】 （１）死ぬ方法。 （２）死ぬときのありさま。死によう。死にざま。「見苦しい―はしたくない」

しに-がね [0] 【死に金】 （１）ためるだけで活用しない金。 （２）役に立たないところに使う無駄な金。「みすみす―を投じる」 （３）死んだときの用意として蓄える金。

しに-がみ [0] 【死に神】 人を死に誘う神。「―にとりつかれる」「―にみいられる」

シニカル [1] cynical （形動） 冷笑的であるさま。皮肉であるさま。シニック。「―な笑いを浮かべる」

しに-かわ ―カハ [0] 【死に皮】 〔「しにがわ」とも〕 （１）死んだ動物の皮。 （２）死人の残した衣服や携帯品。垢(アカ)付き。「―と水をさされるうり小袖/柳多留 22」

しに-かわ・る ―カハル [4][0] 【死に変(わ)る】 （動ラ五［四］） 死んで，別のものに生まれ変わる。「夫婦と契りしうき名は，―・りても削られず/浄瑠璃・津国女夫池」

しに-き・れる [4][0] 【死に切れる】 （動ラ下一） あとに未練を残さずに死ぬことができる。主に打ち消しを伴って用いる。「子供を残しては死んでも―・れない」

しに-ぎわ ―ギハ [0] 【死に際】 臨終の時。いまわの際。

し-にく [0] 【死肉・屍肉】 死体の肉。「―にたかる禿鷹(ハゲタカ)」

し-にく [0] 【歯肉】 歯根の周囲の口腔粘膜。歯茎(ハグキ)。歯齦(シギン)。

しにく-えん [3] 【歯肉炎】 歯肉の炎症。歯肉が赤く腫れ出血しやすくなる。歯齦(シギン)炎。

し-にく・い [3] 【為難い】 （形）[文]ク しにく・し 〔中世以降の語〕 することが難しい。やりにくい。「兄貴とは議論が―・い」