じ-びき ヂ― [0] 【地弾き】 〔古くは「ぢひき」〕 舞踊の伴奏のために三味線を弾くこと。また，その人。

じ-びき [3] 【字引】 （１）「辞書{（１）}」に同じ。「―を引く」 （２）「字書{（１）}」に同じ。

――と首っ引き いちいち辞書を引いて調べながら，やっと本を読むさま。「―で原書を読む」

じびき-がくもん [5] 【字引学問】 字引で得た学問。一通りのことは知っているが深くはなく，応用もきかない知識。

しび-きゅう [2] 【紫微宮】 ⇒紫微垣(シビエン)

しび・く （動カ四） 感触などで，それとなく調べてみる。「ちやくと袂で―・いて見/浄瑠璃・先代萩」

じひ-しゅっぱん [3] 【自費出版】 （名）スル 著者が自分で費用を負担して出版すること。私費出版。

じひ-しん [2] 【慈悲心】 慈悲の心。情け深い心。「―を起こす」「―にすがる」

じひしん-ちょう ―テウ [3][0] 【慈悲心鳥】 カッコウ科の鳥，ジュウイチの別名。[季]夏。《―おのが木魂に隠れけり/前田普羅》

しび-せい [2] 【紫微星】 紫微垣(エン)に属する星。

しび-ちゅうだい 【紫微中台】 奈良時代の一時的な令外の官。749年，孝謙天皇の時に，藤原仲麻呂らが光明皇后の後見の機関として皇后宮職を唐風に改称したもの。764年廃止。

し-ひつ [0] 【史筆】 歴史を書き記す筆。転じて，歴史の記述法や記述の態度。

し-ひつ [1] 【紙筆】 紙と筆。筆紙。「―に載す（文章ニスル）」

し-ひつ [0] 【試筆・始筆】 （名）スル 新年に初めて毛筆で字を書くこと。書き初め。[季]新年。

じ-ひつ [0] 【自筆】 自分が書くこと。また，その人自身が書いたもの。 ⇔代筆 「―の履歴書」