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しぶ・く [2] 【繁吹く・重吹く】 (動カ五[四])🔗🔉

しぶ・く [2] 【繁吹く・重吹く】 (動カ五[四]) しぶきが飛びちる。また,雨まじりの強い風が吹きつける。「波が―・く」「雨が―・いて,とても歩けない」「―・く風こそげにはものうき/山家(雑)」

しぶ・く (動カ四)🔗🔉

しぶ・く (動カ四) (1)誘いをかける。「幸ひあたりに人もなし,ちと―・いて見ませう/浄瑠璃・日本西王母」 (2)無理に連れてゆく。「寝る時は揉鬮(モミクジ)で―・いて来い/浄瑠璃・吉野都女楠」

しぶ・く 【渋く】 (動カ四)🔗🔉

しぶ・く 【渋く】 (動カ四) 妨げられてとどこおる。進展しない。「霜枯れの芦間に―・く釣舟や/清輔集」

じ-ふく ヂ― 【地福】🔗🔉

じ-ふく ヂ― 【地福】 土地のもたらすさいわい。よい土質。恵まれた地力。「赤き物は紫になるほど沙(スナ)ほこりは立上る,されど―のよき所と聞こえたり/仮名草子・東海道名所記」

じ-ふく ヂ― [0] 【地覆・地輻】🔗🔉

じ-ふく ヂ― [0] 【地覆・地輻】 〔「じぶく」とも〕 (1)建物・門などの柱間の最下端に入れる横木。 (2)建物の土台。

じふく-いし ヂ― [3] 【地覆石】🔗🔉

じふく-いし ヂ― [3] 【地覆石】 (1)出入り口の地覆の下に据える石。 (2)建物の最下部で,地面に接して置かれた石。

じふく-なげし ヂ― [4] 【地覆長押】🔗🔉

じふく-なげし ヂ― [4] 【地覆長押】 柱の最下部をつなぐ長押。地長押。地覆。

じ-ふく [0] 【自服】🔗🔉

じ-ふく [0] 【自服】 亭主が自分で点(タ)てた薄茶を自分で飲むこと。濃茶にはいわない。

じ-ふく 【時服】🔗🔉

じ-ふく 【時服】 (1)時候にあった衣服。「樽・肴・黄金・―さまざまな音物(インブツ)(=贈リ物)持たせて/浄瑠璃・反魂香」 (2)朝廷・将軍から,毎年,春・秋(または夏・冬)臣下に賜った服。

しふく-こん [3] 【指腹婚】🔗🔉

しふく-こん [3] 【指腹婚】 古く中国で,子が母親の腹中にあって生まれる以前に,妊婦の腹を指してその子の結婚の約束を親同士が交わすこと。指腹の約。

しぶ-くさ 【渋草】🔗🔉

しぶ-くさ 【渋草】 ギシギシの古名。[和名抄]

大辞林 ページ 145880